カテゴリー「日記/2026年」の記事

『キングダムⅡ』通信 福岡編

10月3日(土)

 博多座に来ている。舞台『キングダムⅡ -継承-』もついに最終地・福岡にたどり着いた。

 博多座に来るのは1月の『十二国記 -月の影 影の海-』以来である。ここに来るたびに思うことだが、この劇場は本当によく考えられている。作り手である我々はもちろん、演じ手にも、そしてお客様にも、ここでは素晴らしい体験をしていただけるはずである。

 作品の細かな修正は大阪公演を開ける際に行なったので、博多座でさらに修正……と言うことはほとんどない。劇場の物理的な条件に合わせた調整のみである。なので今日までのスタッフサイドの作業も至って順調。舞台稽古もスムーズに運ぶだろう。博多座でツアーを締めくくれるのは願ってもないことである。

 初日は10月6日(火)。大千穐楽は13日(火)である。

 信や羌瘣、河了貂、王騎将軍、龐煖、騰……たちに会える最後の機会である。

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『十二国記』通信っ !!!

9月30日(水)

 2025年12月~2026年2月に上演されたミュージカル『十二国記 -月の影 影の海-』のBlu-ray発売を記念した特別応援上映会が各地のTOHOシネマズで行われた。

 東京の会場となったTOHOシネマズ日比谷のスクリーン1では12時30分の回では「牧島輝さんが楽俊を演じたヴァージョン」が、17時30分の回では「太田基裕さんが楽俊を演じたヴァージョン」が上映された。そして12時30分の回では上映の後に、17時の回では上映の前にキャストの皆さんの舞台挨拶が行われた。

 登場したのは柚香光さん、加藤梨里香さん、太田基裕さん、相葉裕樹さんの4名。それぞれ劇中のヨウコ、陽子、楽俊、景麒の扮装で登壇し……それだけでもう泣きそうになるくらい懐かしい。

 今日の上映会の中でサプライズ発表されたのが『十二国記 ARENA LIVE』である。既に公式サイトがオープンしているので、まずはそちらをご覧いただきたいのだが、公式サイトで目に飛び込んでくる写真――『十二国記』シリーズのために描かれた山田章博さんのイラストを集めた画集「久遠の庭」の表紙を再現した写真――であるが、これは実写である。CGではないので念のため。

 それはともかく。

 ARENA LIVEって……

 なに?

 続報をお待ちいただきたい。

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『キングダムⅡ -継承-』 大阪千穐楽

9月29日(火)

 舞台『キングダムⅡ -継承-』大阪公演が千穐楽。
 本日をもって龐煖役の東啓介さんと蒙武役の渡辺大さんがご卒業。本当にお疲れさまでした!

 次は最終地、福岡。待ってろよ、博多座!

 博多座……と言えば、10月12日(月)の12時の回と、10月13日(火)の12時の回がアーカイブ付きで配信されることが決定した。
 御来場いただけなかった皆さんや、観劇したけどまだまだ観たりないという皆さん、ぜひ!

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『キングダムⅡ -継承-』 大阪初日!

9月21日(月)

 大阪公演が開幕した。

 クリエイティブ・チームの大半が顔を揃えてテクニカルの調整と舞台稽古ができる……というまたとない機会だったので、新歌舞伎座に合わせるための変更とともに東京公演中には直しきれなかったいくつかの個所に手を入れた。言われないと気付かないようなちょっとした修正がほとんどなのだが、今まで以上にスムーズでダイナミックな『キングダムⅡ -継承-』にレベルアップしたのではないかと思う。

 初日の今日は高野洸さんの信、章平さんの龐煖、渡辺大さんの蒙武、そして牧島輝さん(声のみ)の嬴政であった。新歌舞伎座にはたくさんのお客様がご来場くださり、とても熱心に観劇してくださっていた……ように私は感じた。

 カーテン・コールではキャストを代表して高野さんがご挨拶。今日は特別に「カーテン・コールの撮影OK」だったので、たくさんの投稿が既にSNSなどにアップされている。ご観劇くださった方はお分かりだと思うが、本編の迫力と緊張感が嘘みたいに和やかなカーテン・コールであった。

 明日の昼の部は三浦宏規さんと飯作雄太郎さんの初日である。飯作さんはいよいよ蒙武としてのデビューとなる。ご期待いただきたい。

 大阪公演は9月29日(火)まで。当日券のご用意もあるようなので(貸切の回を除く)、皆さんどうぞ新歌舞伎座へ!

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『キングダムⅡ』通信 大阪編

9月18日(金)

 新歌舞伎座に来ている。

 大阪・上本町の新歌舞伎座は2010年の9月に開場した大劇場である。現在の新歌舞伎座は2代目で、初代の新歌舞伎座は上本町ではなく難波の御堂筋沿いに所在していた。上本町にはかつて近鉄劇場(と近鉄小劇場)があったのだが再開発のため閉館。建て替えられた新ビルに新歌舞伎座が移転し今日に至っている。

 私は新歌舞伎座には初訪問である。かつての近鉄劇場には演出部時代に『エニシング・ゴーズ』(1990年)で、演出助手として『そして誰もいなくなった』(1994年) で、演出としては『君となら』(1995/97年)で訪れた。上本町にはそれ以来なので……気分は浦島太郎である。

 新歌舞伎座は東京公演の会場であった東京建物Brillia HALLとは構造……というかそもそもの設計思想が異なる。この劇場は名前の通り、歌舞伎の上演を主体として考えられた建築だからである。
 ここはBrillia HALLと比べると客席の奥行きが浅く、最後列からでも舞台が近い。半面、横には幅広く、かなり側方から舞台を眺めることになる座席も出てくる。加えて1階席の傾斜が緩いので、結果としてほとんどの座席で東京公演とは違った視点からの観劇体験になるだろう。
 それらの特徴は、すべてこの劇場が歌舞伎の上演を想定して建てられたことによる。歌舞伎の上演時には1階席には「本花道」が設置されるわけであるが、特徴はすべて本花道のため……なのである。

 さて『キングダムⅡ -継承-』である。

 大阪でも基本的な演出は東京公演と変わらない。が、新歌舞伎座の特徴に合わせて若干の微調整は施している。東京公演をご覧くださった皆さんには、そのささやかな違いも楽しんでいただけたら嬉しい。

 開幕は9月21日(月)。千穐楽は9月29日(火)なので、始まってしまえばあっという間だろう。

 どうぞお見逃しのありませんように。

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『キングダムⅡ -継承-』 東京千穐楽

9月13日(日)

 8月9日に開幕した舞台『キングダムⅡ -継承-』東京公演が本日無事に千穐楽を迎えた。

 この“無事に”というのは“休演者が出なかった”という意味である。「ここをぶつけた」とか「あそこをひねった」という類の話は日常茶飯事であっただろう。その上での“無事に”迎えた東京千穐楽である。キャストの皆さん、本当にお疲れさまでした。そして身体のメンテナンスに従事してくださっ皆さん、本当にありがとうございました。

 この作品はキャストだけでなく、スタッフの各セクションにも多大な負担をおかけして成立している。この場をお借りしてその全員にも感謝の意を表したい。ミュージシャンの皆さんにも、劇場側の皆さんにも、である。

 この後『キングダムⅡ -継承-』は大阪と福岡にお邪魔する。大阪公演は新歌舞伎座で9月21日(月)から29日(火)まで、福岡公演は博多座で10月6日(火)から13日(火)までの上演である。引き続きのご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

 最後に、ご観劇くださった皆さんに心より御礼申し上げます。舞台は観てくださる方がいて初めて作品となる。それはコロナ禍の無観客での上演の際に嫌というほど思い知らされた。

 この当たり前に劇場に集える日々がいつまでもいつまでも続きますように。

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今月の『十二国記』の日は・・・

9月12日(土)

 毎月12日は『十二国記』の日。

 いよいよ5日後に迫った「7年ぶりのシリーズ最新刊『幽冥の岸』の発売」で大盛り上がりの(だと想像する)界隈ですが、我々ミュージカル班の方も「待望のBlu-ray発売」が来月12日に迫りました。

 ……と言うわけで、今月はグッズ情報。まさかの新商品も!!(こちらにもグッズ情報あります。下の方までスクロールしてね)

 9月30日(水)開催のTOHOシネマズでの「特別応援上映会」もどうぞよろしく。

 

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『アニー』2026 大千穐楽!

8月30日(日)

 2026年の丸美屋食品ミュージカル『アニー』が愛知県芸術劇場大ホールで大千穐楽(おおせんしゅうらく)を迎えた。

 ご来場くださった皆さん、ご声援くださった皆さん、本当にありがとうございました。キャストの皆さん(子供たちも大人たちも)、オーケストラの皆さん(指揮の福田さんも)、スタッフ全員、そしてすべての公演関係者の皆さん(丸美屋の皆さんも)、お疲れさまでした。

 そして子供たちを支えてくださったご家族の皆さん(ご指導くださった皆さんも)、皆さんの支えがあって『アニー』は上演を続けることができています。感謝しかありません。

 2026年の『アニー』は今年だけの特別な『アニー』で、でもその特別な『アニー』は未来永劫2度と観ることは叶わない。儚いものであるし、切なく感じる方もいらっしゃるかも知れない。が、舞台芸術というものはすべてそのような運命にある。

 次の特別な『アニー』を楽しみに待ちたい。

 その特別な『アニー』のためのオーディションも遠からず告知されることだろう。たくさんのご応募をお待ちしています。

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『アニー』2026 仙台!

8月22日(土)

 丸美屋食品ミュージカル『アニー』の夏のツアーも後半戦に入っている。
 既に愛媛と大阪での公演を終え、今日は宮城・仙台公演の初日。仙台の後は最終地の愛知を残すのみとなった。

 ダブルキャストの子供たちのうちチーム・バケツのみんなは大阪公演の最終日をもって『アニー』を卒業。残りの公演は大千穐楽までチーム・モップの子供たちが出演する。

 仙台での会場は東京エレクトロンホール宮城。『アニー』では何度もお世話になっているおなじみの会場である。
 宮城県民会館として1964年に開場した同ホールは(現在建て替えのために休館中の帝劇の開場より2年早い)、2002年から現在の名前で親しまれてきた。音楽の自然な響きが魅力的で、どの劇場よりも客席からオーケストラ・ピットがよく見える。「音楽のことを第一に考えて建てられた」と心から思える劇場のひとつである。

 仙台では現在「宮城県立劇場」が建設中で、そちらが出来上がると東京エレクトロンホール宮城はその役割を新劇場に譲ることになるようだ。というわけで、もしかしたらこの会場で『アニー』が上演されるのは今回で最後になる……かもしれないらしい。

 『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』でもお邪魔した東京エレクトロンホール宮城。役割を終えることは寂しいが、新しい劇場ができることは何よりも喜ばしい。

 新劇場で『アニー』が上演される日を楽しみに待ちたい。

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『キングダムⅡ -継承-』 もうひとりの龐煖

8月13日(木)

 まだ初日を迎えていなかったもうひとりの龐煖(ほうけん)、章平さんの初日。堂々とした見事な龐煖であった。休憩中と終演後に話をしたのだが、落ち着いて演じられていたようで安心した。大したものである。すばらしいことである。

 舞台裏や楽屋では初日や2日目にあったような興奮や高揚感は消え去り、代わりに日常的な程よい緊張感が漂っている。
 短期間の公演では興奮や高揚感を保ったままで千穐楽を迎えることも少なくないし、それでも問題はない。むしろその方がお客様に持って帰っていただけるものが多かったりすることもある。
 が、『キングダムⅡ -継承-』は10月13日まで続く長期公演である。興奮や勢いで安定した公演を続けることは難しいし、怪我や事故も起こりかねない。日常的な緊張感くらいがちょうどいいのである。

 怪我や事故なく、無事に大千穐楽を迎えられますように。

 これで『キングダムⅡ -継承-』通信はおしまいである(気まぐれに不定期で更新することはあるかも)。ご愛読いただきありがとうございました。

 次は『ラ・カージュ・オ・フォール』通信。10月中旬くらいから……になるだろう。

 それではまた。劇場で。

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