テレビ放送決定! 『SHINE SHOW!』
大千穐楽を迎えたばかりの『SHINE SHOW!』が衛星劇場で放送されることが決定した。
放送は2024年1月。詳細は続報をお待ちください。
9月17日(日)
8月18日にシアタークリエで開幕した『SHINE SHOW!』が本日、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで大千穐楽を迎えた。
ご来場・ご声援くださった皆さん、ありがとうございました! そしてキャスト・スタッフ・公演関係者の皆さん、そしてそしてスウィングの大和田あずささんと三原一太さん、お疲れさまでした!
『SHINE SHOW!』は、翻訳ミュージカルや翻訳コメディを演出することの多い私にとっては久しぶりの“日本発のシチュエーション・コメディ”であった。
初めてご一緒する脚本の冨坂さん、そして初めてご一緒するキャストの方も少なくなかったのだが、それでも「古巣に帰った……」ような居心地の良さと充実感(緊張感を含む)を味わえた公演であった。まるで『君となら』(私のプロとしての演出家デビュー作)の時に戻ったかのような……。
私は『君となら』や『SHINE SHOW!』のような笑える“前向き”な芝居が好きなんだなあ。
関係者がSNSなどで呟いているのでご承知の方も少なくないと思われるが、現時点で『SHINE SHOW!』再演の計画は無い。
……が「未来永劫無い」と決まっているわけでもない。再演になるかならないかは今後のお客様からの反響次第であろう。
というわけなので、皆さんどうぞ“圧倒的な”ご要望をお寄せください! (私にじゃないよ。東宝演劇部に!)
9月15日(金)
兵庫公演が無事に幕を開けた。矢吹ジャンプさんも無事に帰還した。大勢のお客様がご来場くださり、とても素敵な初日であった。
今日は朝夏まなとさんのお誕生日であった。
初日につき、カーテンコールでは朝夏さんがキャストを代表してご挨拶。そして朝夏さんが中川晃教さんに振ると……
舞台が一瞬暗くなり、中川さんがアカペラで(即興で……?)Morning...(朝) Summer...(夏)と歌い出した。
何も知らされていなかった朝夏さんは「何ごと……!?」と困惑した様子であったが、やがて中川さんの歌が「Happy Birthday」に変わり、場内に割れんばかりの拍手が巻き起こった。
中川さんのアカペラに続いて、会場内にハッピー・バースデーの演奏が流される。キャストとお客様とでハッピー・バースデーの大合唱となる。小越勇輝さんから朝夏さんに花束が渡され、涙をこらえきれない朝夏さんのために急遽ボックス・ティシュが上手と下手の両サイドから運び込まれた(その様子はこちらからどうぞ)。
会場を後にし、一路東京へ……と向かう私の新幹線が大雨のため大混乱であったことはまた別の話。
『SHINE SHOW!』は残すところ3回。9月17日(日)が大千穐楽である。
見逃すな!
9月14日(木)
兵庫に来ている。『SHINE SHOW!』も残すところは兵庫での4公演だけとなった。
まず嬉しいお知らせ。
東京公演を休演していたフリーライター・井荻剛役の矢吹ジャンプさんが戻ってくる。で、今日は矢吹さん復帰に向けての舞台稽古。
東京の千穐楽から10日空いている。結果から言えば“10日ぶり”らしさがあちらこちらに顔を出す愉快な(楽屋内にいる人しか味わえない)稽古となった。『SHINE SHOW!』は「間が空くと(毎日やっていないと)そういうことが起きやすい芝居」だと思う(今日やっておいてホントによかった)。
さて。
明日は兵庫公演の初日。会場は兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールである。
14時開演なのでお間違えのありませんように。
9月4日(月)
『SHINE SHOW!』東京公演が千穐楽を迎えた。8月18日の初日から今日まで、全23ステージを無事に完走した。
ご来場・ご声援くださった皆さん、ありがとうございました。キャスト・スタッフほか公演関係者の皆さん、お疲れさまでした。そして矢吹ジャンプさんの代役を急遽務めてくださった三原一太さん、あなたは救世主です。
ご観劇くださった皆さんがSNSなどで発信してくださる熱い声援が何よりもありがたく、そのお陰もあってか開幕当初はやや薄かった客席も日増しに客足が伸び、千穐楽前の何回かは「満員御礼」も出た。
知名度のある原作を持たない“オリジナル”の新作はお客様も“様子見態勢”となりやすく、集客面で苦労することが少なくない。
『SHINE SHOW!』も例外ではなかったが、もし「お客様満足度」のような指数があれば文句なしに上位グループに入っていたに違いない。終演後のお客様の表情や前述したネット上でのつぶやきがそのことを物語ってくれている。
担当プロデューサーの今村さんがツイッタ…… Xに記しているように(それはこちら)、『SHINE SHOW!』がどんなに好評裏に東京公演を終えても、それだけでは再演に辿り着くことは難しい。ここから先はご覧くださった皆さんおひとりおひとりのお力添えが必要なのである。
それはとそれとして。
このあと『SHINE SHOW!』は兵庫に向かう。会場は兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール。9月15日(金)から17日(日)の3日間、4ステージのみの上演である。
東京を見逃して後悔されている方、既にロスで何も手につかない方……
行っちゃえよ。
8月18日(金)
まず素晴らしい初日であったことをご報告しておきたい。
コメディは、お客様に笑っていただいてようやくコメディとなる。たとえ本番と寸分違わずにゲネプロを遂行できたとしても、そこにお客様がいないのであればそれはコメディではない。コメディを目指す作品の単なる途中経過があるだけである。
本番でお客様がご来場くださっても、笑っていただけなければそれもコメディではない。コメディを目指したがコメディとなれなかったものである。
そう言う意味で今夜『SHINE SHOW!』はコメディとなった。だから素晴らしい夜なのであった。
終演後のお客様の反応を伺う限り、顔寄せで述べた抱負(こちらを参照のこと)は達成できたのではないかと思う。もしそうであれば、その目標の実現に向かってひたすら邁進してきたキャスト&スタッフ全員の執念の賜物である。
なので、後はひとりでも多くのお客様にご来場いただきたい。ご損は絶対にさせません。
豪華歌入りシチュエーションコメディ『SHINE SHOW!』はシアタークリエにて9月4日まで上演中。その後、兵庫へ参ります。
お見逃しなく!
8月17日(木)
舞台稽古2日目。
午前中はスタッフのみでテクリハ。そののち舞台稽古、昨日の続き。
8月14日のブログに「劇場入りしてから調整しなければならない項目が膨大」と記したが……その膨大な調整を何とか終えた。辛抱強くお付き合いくださった各セクションの皆さんとキャストの皆さんに感謝。
さて。
明日は待ち遠しかった初日。18時開演である。
……その前にゲネプロ。
……その前にお祓い。
8月16日(水)
朝から道具調べ/照明合わせ、そしてサウンドチェック……昨日の続き。夕方より舞台稽古。
稽古場と劇場では当然のことながら多くの部分が異なる。
稽古場はありがたいことに舞台の実寸が取れていて、稽古用の大道具もあり高低も再現されていた。が、あくまでも骨組みだけの仮の大道具なので本番用の舞台美術とは別物である。劇場の客席のような距離や角度から舞台を眺めることも稽古場では叶わない。
音響デザインも稽古場としてはかなり充実した環境に設えられていた。が、劇場の客席に座ると、稽古場では再現されていなかった多くの情報が聞き取れることに驚く。のど自慢大会の臨場感は明らかに上がっている。
照明も稽古場では一切表現されていなかった領域である。そして衣裳とヘアメイク。スタッフの力は偉大である。
さて。
舞台稽古は幕開きからまず場当たり。「稽古場では表現されていなかった様々な領域」と「芝居」を融合させることに主軸を置いて。
8月15日(火)
道具調べ/照明合わせ。
昨日少し時間を稼いだので、午後から予定されていた道具調べ/照明合わせも午前中からスタート。『SHINE SHOW!』はストレートプレイであるが照明のCueは300を超えるので、持ち時間は多いほどありがたいのである。
『SHINE SHOW!』のハイライトである歌唱シーンを成立させるために、音響チームの仕込みも“ミュージカル並み”となる。加えて、カラオケ大会の舞台上と舞台裏、観衆の反応など、音響チームが再現しなければならない環境も多岐に渡る。ご苦労をおかけしている音響デザイナーは大野美由紀さんである。
今日の作業も順調に進行して終了。明日は今日の続き。そして舞台稽古。
8月14日(月)
シアタークリエで仕込み作業が始まった。
今日・明日は終日スタッフの作業日である。稽古は無い。
東京地方は降ったり止んだり……不安定な天気であったが、朝イチの大道具搬入に支障はなく胸を撫で下ろす。
大道具や音響チーム、照明チームの仕込み/吊り込みも順調で、タイムテーブルでは夕食後に予定されていたタッバ合わせ(舞台上の照明バトンや文字幕の高さを確定する作業)も夕食前に。
『SHINE SHOW!』は劇場入りしてから調整しなければならない項目が膨大なので、少しでも時間を稼げるのはありがたい。タッバの後は音響チームのサウンドチェック、さらにその後、照明のフォーカス合わせ。
『SHINE SHOW!』の舞台美術デザイナーは中根聡子さんである。
中根さんがデザインしてくれたセットは機能的な上に華やかで、『SHINE SHOW!』のグレード感を一段と引き上げてくれる。想像していた以上に引き上げてくれるので……
嬉しい~♪
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