カテゴリー「日記/2023年」の記事

『YUICHIRO & FRIENDS』通信

12月30日(土)

 稽古場最終日。

 ここ数日はバンドのリハーサル、バンドとキャストの合わせ……であった。極めて順調にメニューを消化し、最終日の今日はバンド合わせの残り、そしていよいよバンドでの通し稽古である。

 『YUICHIRO & FRIENDS』のバンドは7名編成。キーボード1・2、ヴァイオリン、リード、ギター、ベース、パーカッションである。膨大な(40曲を超える)楽曲をアレンジをしてくださったのはキーボード/コンダクターの松田眞樹さんである。

 それにしても楽しい通し稽古であった。特に楽しかったのはトーク・セクションなのだが、トーク・セクションには台本が無いので、毎回が今日のように楽しいのか、それとも今日がたまたま楽しかっただけなのか……それは分からない。そういう意味ではやはりスリリングなショーだと言えるだろう。

 さて。

 『YUICHIRO & FRIENDS』もようやく仕事納めである。カンパニーの皆さん、今年もお世話になりました。仕事始めは年明けの1月2日。来年も引き続きお世話になります。

 皆さんにとって今年はどんな年であっただろうか。私的には終わってみればいい年であったように思う。来年も、終わってみればいい年でありますように。

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『YUICHIRO & FRIENDS』Weekly

12月25日(月)

 公式サイトのビジュアルがリニューアル。そして山口さん、平方さん、平野さんのインタビューやコメント・ムービーが演劇情報サイトなどで公開されている。ご興味のある方は東宝演劇部のTwitter(現X)をご覧ください。

 稽古場の方は“全編を繋げる”稽古に入っている。ゲストの組み合わせが13通りあることは以前にも触れたが、その全てを稽古することはできないので、13の内のいくつかのパターンを稽古している。舞台上で初顔合わせ……と言うパターンも存在するわけであるが、どのパターンがそうであるかは秘密。

 『Yuichiro & Friends』では1月17日(水)までをファースト・シーズン、1月18日(木)からをセカンド・シーズンと名付けている(個人の見解です)。セカンド・シーズンからは幾つかの楽曲が差し変わることになっていて、ただでさえややこしい稽古場を一層ややこしくしている。が、ご覧いただく皆さんには楽しみが増えることになるはずなので、どちらのシーズンにもご来場いただけると嬉しい。

 そしてもうひとつ。『Yuichiro & Friends』では配信が行われないことが決定した!

 なのでどうぞ劇場へ。

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『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』2023 大千穐楽

12月24日(日)

 11月5日に東京・渋谷の東急シアターオーブで開幕した2023年の天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~が静岡市清水文化会館マリナートで大千穐楽を迎えた。1976年の12月24日から物語が始まるこの作品に相応しい日取りである。

 私はお留守番で東京なので静岡公演には立ち会っていない。が、SNSの書き込みを幾つか拝見した限りでは良い形でフィナーレを迎えられたようで嬉しい。キャスト、オーケストラ、スタッフをはじめ、かかわってくださった全ての方に感謝申し上げる。そしてご観劇、ご声援くださった全ての方にも。

 2014年の初演から9年。『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』がこれほど愛される作品になるとは思っていなかった。今までの道のりの全てにも感謝の気持ちで一杯である。

 いつかまた、この愛すべきミュージカルと再会できることを信じて。

 Happy Holiday!

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『YUICHIRO & FRIENDS』 Weekly

12月18日(月)

 今日と明日でソロ曲以外の、複数で歌う楽曲を合わせる。

 “複数で歌う楽曲”と言うのは、いわゆるデュエット曲であったり、デュエット曲ではないけど何人かで歌う曲であったり、全員で歌う曲であったり……である。お馴染みの“あの曲”や初めて聞く“そんな曲”もある。

 楽しそうでしょ?

 『Yuichro & Friends』はトーク&コンサートなので、“全編歌いっぱなし”と言うわけではなくトークタイムも当然ある。むしろトークの比率の方が高いかも知れない(やってみないと分からないけど)。
 気心の知れたフレンズたちのスリリングな(色々な意味で)トーク・セクションもどうぞお楽しみに(色々な意味で)。

 稽古後は舞台美術の打ち合わせ……と言うか最終確認。舞台美術デザイナーは松井るみさんである。
 全体像はすでに出来上がっているのだが、細かい部分をるみさん、舞台監督の佐藤博さん、演出助手の鈴木ひがしさんと。

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発表! 2024年の『アニー』! そしてクリスマスコンサート

12月16日(土)

 毎年ゴールデンウィークに東京で、夏休みには全国ツアーが行われる丸美屋食品ミュージカルアニー。2024年の全キャストが発表された。
 東京公演はいつもと同じ初台の新国立劇場中劇場で4月20日(土)から5月7日(火)まで。チケットの発売は2月10日(土)開始の予定である。

 どうぞお楽しみに!

 そして今日と明日、こちらも毎年恒例のアニー・クリスマスコンサートが同じく新国立劇場中劇場で開催されている(当日券についてのご案内はこちらからどうぞ)。
 残席状況を私は把握していないので今から観覧可能なのかどうか分からないのだが、今年もきっと素敵なコンサートになっていることだろう(構成・演出は小川美也子さん)。

 私は明日拝見します。

 

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『YUICHIRO & FRIENDS』Weekly

12月11日(月)

 『YUICHIRO & FRIENDS』で歌われる楽曲は現時点では19曲の予定である。1公演で歌われるのが19曲と言うことなのであるが、ゲストが変わればセットリストも変わるので総曲数は40曲を超えることになりそうである。誰がゲストの回に観るか、悩ましいところであろう。

 上演時間は現時点では皆目分からない。2時間は超えるだろうが3時間は超えないだろう。常識的には休憩を入れて2時間30分~3時間の間に納めたいが……さて。

 目下のところ最大の悩みは「リハーサルをどのように進めるか?」である。キャストの組み合わせは13パターンもあって、開幕前に全パターンをリハーサルすることは到底不可能である。そもそもがトークショーである。その日によってトークの流れも話題も変わってくるであろうし、たとえ周到にリハーサルを重ねられたとしても果たしてそのことに意味があるのかどうか……。

 悩みは尽きない。

 でもきっと楽しいショーになることは疑いの余地が無いので……

 観に来てね。

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『シスター・アクト』通信 大阪初日!

12月6日(水)

 ミュージカル天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~の大阪公演が開幕した。

 私はお留守番で東京なので大阪公演には立ち会っていない。が、終演したであろう時刻を過ぎても特に連絡はないので無事だったはずである。事件が起きていれば呼び出されているはずである。

 大阪公演の会場は梅田芸術劇場メインホールである。東京の東急シアターオーブと並んで“タッパのある道具(背の高い舞台美術)が栄える”大劇場なので、ゴージャスなクイーン・オブ・エンジェルス教会になっていることだろう。
 そして大阪公演より指揮の田尻真高さんがデビュー。田尻さんの“あれ姿”も観てみたいのであるが……(ご覧になった皆さん、ぜひ感想を呟いて!)。

 大阪公演は12月10日(日)が千穐楽である。お見逃しなく!

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『YUICHIRO & FRIENDS』Weekly

12月4日(月)

 Yuichiro & Friends - Singing! Talking! Not Dancing! -の稽古……と言うか準備が始まっている。

 『Yuichiro & Friends』は山口祐一郎さんとそのお友だちが繰り広げる2幕構成のトーク&コンサートである。全公演に出演するのは山口さんお1人で、お友だちの皆さんは各回4人ずつが交代制で登場する。(お友だちの出演スケジュールはこちら

 山口さんとゲストによるトーク&コンサートと言えば、昨年の5月にシアタークリエで上演されたMy Story,My Song~and YOU~が思い出されるが、昨年はシアタークリエで4日間/6ステージだった公演数が今回は21日間/26ステージに増えている。のみならず、シアタークリエを飛び出して大阪公演も設定されている。

 山口さんは昨年の『My Story,My Song~and YOU~』クリエ・ミュージカル・コレクションシリーズなどで、今までもたくさんのミュージカル・ナンバーを聞かせてくださった。今回は今まで山口さんが歌っているのを聞いたことが無いようなジャンルの楽曲も用意されている(ゲストの皆さんの何人かもミュージカル・ナンバーではない楽曲を歌う予定)。皆さんにはまずはこの辺りを楽しみにしておいていただきたい。

 『Yuichiro & Friends』はトーク&コンサートなので、お芝居やミュージカルのような稽古は行われない。が、お芝居やミュージカルとは異なるが稽古は必要であるし、顔を合わせて相談しなければいけないことも少なからずある。そんなことが動き始めている……と言うのが今日のWeeklyでのご報告である。

 コンサート・パートの要となる音楽チームをご紹介しておくと、音楽監督は鎮守めぐみさん、アレンジ/ピアノ・コンダクターは松田眞樹さん、歌唱指導は山口正義さん、稽古ピアノは中條純子さんである。

 それでは1月6日(土)の開幕までのひと月、どうぞよろしくお付き合いください。

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『シスター・アクト』通信 東京千穐楽!

11月29日(水)

 11月5日に開幕した天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~東京公演が千穐楽を迎えた。

 1年前の東京公演は後半が公演中止となってしまったので、今日を無事に迎えられたことは実に感慨深い。キャスト、オーケストラ、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。そしてご来場・ご声援くださった皆さん、心より御礼申し上げます。

 昨日は一足先にデロリス役の朝夏まなとさんとエディ役の石井一孝さんが千穐楽であった。石井さんはこの後の大阪と清水にはいらっしゃらないので、昨日が今シーズン最後、大楽であった。そのカーテンコールの様子が東宝演劇部のXにUPされている(それはこちら)。

 今日のご挨拶で森公美子さんもおっしゃっていたが、たとえキャストが交代することがあっても、この作品はいつまでもいつまでも上演され続けて欲しい。たとえ演出家が交代することがあっても、である。

 さて。

 この後『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』一行は大阪へ向かう。大阪公演の会場は梅田芸術劇場メインホール、12月6日(水)から10日(日)までの上演である。

 更にその後は静岡へ。12月23日(土)と24日(日)の2日間、会場は静岡市清水文化会館マリナートである。

 クリスマスは清水で『シスター・アクト』! (その前に大阪!!)

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決定! 2024年のダンスキッズ

11月26日(日)

 2024年の丸美屋食品ミュージカルアニーに出演するダンスキッズのオーディションが昨日と今日の2日間で行われた。

 今年もたくさんのキッズが応募してくれた。そして振付の広崎うらんさんと振付チームが個性豊かなキッズの中から12名を選んでくれた(ダブルキャストなので各チームは6名ですが)。

 オーディションでは選ばれた皆さんからも、残念ながら涙を飲んだ皆さんからも「ダンスが大好き」な気持ちがあふれ出していた。それを見ているだけで私などはもう目頭が熱くなる。ダンスは見る人の心を動かすことができる素晴らしいアートなのだ……と言うことを再認識したのであった。

 選ばれた12名は近い内に発表されるはずである。2024年のダンスキッズにご期待ください。

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