カテゴリー「日記/2019年」の記事

『アニー』2019通信/仙台!


8月17日(土)

 仙台の初日である。

 午前中はまだ涼しく感じられた仙台だが、1回目の公演が終わる頃にはかなりの暑さになっていた。日本気象協会によれば今日の仙台の最高気温は34度。暑くないわけがない。

 こういう日は会場内の空調の温度設定が難しい。客席で「ちょうどいい温度」だと感じる設定でも、舞台上では「暑く」感じる場合があるのである。
 キャストは常に大光量の照明に曝されていて、しかも『アニー』の場合、物語の中の季節がクリスマスなので衣裳は冬服である。それに加えて、歌い、踊り、演じ、着替える。そりゃ暑くも感じるだろう。

 話は変わるが、キャストが装着しているワイヤレスマイクは精密機械である。特にマイクのヘッド(先端部分)はデリケートで、わずかな水分でもダメージを受ける。ワイヤレスマイクに“汗”は厳禁なのである。
 劇場で「空調が効きすぎている」と感じる時、ワイヤレスマイクを守るための苦肉の策として(キャストに汗をかかせないように)そうしている場合がある。客席と舞台上で別々に温度設定ができる会場では何の問題もないのだが、それが難しい会場も中にはあるのである。

 ミュージカルではワイヤレスマイクは生命線である。ただ単に客席空調の設定温度を下げ過ぎなこともあるけど。

 さて。

 仙台公演は明日で千穐楽。明日は11時開演の1回公演である。
 仙台が終わると次は広島。8月24日(土)の11時と15時であるが……。

 チケットは完売だそうです。

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『アニー』2019通信/仙台!

8月16日(金)

 仙台に来ている。

 仙台の会場は東京エレクトロンホール宮城。一昨年の夏も『アニー』で(その前年には『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』で)お邪魔した。舞台と客席との一体感が素晴らしい会場である。

 今日の仙台は雨で、時折強く降ったりもしたらしい。らしい、と言うのは、私は劇場の中にいたので実際の雨の様子を見ていないのである。が、稽古を終えて楽屋口を出る頃には雨もすっかり上がっていた。南国か、と思うようなムシムシした空気ではあったが。

 仙台公演は明日と明後日の2日間である。明日は11時と15時30分の2回公演で、明後日は11時の公演のみとなる。明日の11時と明後日が岡アニー&三浦モリ―で、明日の15時30分が山﨑アニー&石井モリ―の登場回である。

 当日券は、各公演の開演1時間前より会場入り口にて販売、だそうである。急に時間ができた方は東京エレクトロンホール宮城へどうぞ。

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『アニー』2019通信/松本!

8月10日(土)

 丸美屋食品ミュージカル『アニー』。夏のツアー後半戦が始まった。

 昨日も触れたが、松本公演のチケットはソールドアウトである。1回目の公演にも2回目にも沢山のお客様がご来場くださった。
 大人キャストの皆さんは、大阪のハードスケジュールを無事に乗り越えたからであろうか、身も心も軽やかであるように感じられる。そして今日から登板するチーム・バケツの子供キャスト。お客様の前で演じる日を待ちに待っていたのであろう、正に水を得た魚のように生き生きと舞台を飛び跳ねていた。

 『アニー』の客席は、どこの会場でも親子連れのお客様が大半を占めている。開演前や休憩中、或いは終演後の客席やロビーでは、至る所で親子の賑やかな会話が聞こえてくる。
 子供同士がお友達で、複数のご家族が連れ立っていらっしゃっている様子も目に付く。『アニー』がきっかけとなって人と人の間に会話が生まれるのだとしたら、劇場が人と人とを結び合わせているのだとしたら、こんなに幸せなことは無い。

 さて。

 楽しかった松本滞在もあっという間に終わり、次は仙台である。
 仙台公演は8月17日(土)と18日(日)の2日間。会場は、一昨年もお邪魔した東京エレクトロンホール宮城である。

 仙台にご来場予定の皆さん、もうすぐです。

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『アニー』2019通信/松本!

8月9日(金)

 松本に来ている。

 松本での会場はまつもと市民芸術館の主ホール。ここは主ホールの他にも小ホール、実験劇場、大小さまざまのリハーサル・ホールなどを備えた大型の文化施設である。
 客席数が最大で1800名になる主ホールは4層のバルコニーに囲まれた大空間で、客席前方から後方を見た時の眺めは中々壮観である。ドラマシティとは打って変わって、縦方向に巨大な空間なのである。

 子供キャストは“チーム・バケツ”にバトンタッチ。彼女たち、彼らは最終公演地である名古屋まで出演する。アニー&モリ―がダブルキャストで交互に出演するのは大阪と同様である。

 松本での公演は明日のみ。10時30分開演と15時開演の2回公演である。1回目は岡アニー&三浦モリ―で、2回目は山﨑アニー&石井モリ―が登場する。ありがたいことにチケットは完売で、残念ながら当日券の販売は行われない。

 悪しからず。

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『アニー』2019通信/大阪!

8月1日(木)

 2019年の『アニー』全国ツアーが始まった。梅雨明けの便りも各地から届いているが、同時に猛暑日の知らせも相次いでいる。皆さん、お出かけの際はどうぞお気をつけて。

 さて、大阪公演初日の今日は11時の回が山﨑アニー&石井モリ―、15時30分の回が岡アニー&三浦モリ―であった。2人以外の子供キャストが“チーム・モップ”であることはご承知の通りである。
 大阪でも初日からたくさんのお客様にご来場いただいた。中には今日が観劇デビューだったお子さんも(大人の方も)少なからずいらっしゃったに違いない。そんな皆さんにとって、今日の体験がどうか忘れ難いものに(いい意味で!)なっていてくれますように。

 大阪公演は8月6日まで。大阪の後は松本にお邪魔します(8月10日の1日限り。お見逃しなく!)。

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『アニー』2019通信/大阪!

7月31日(水)

 大阪に来ている。

 今年の夏のツアーは大阪からスタート。会場はお馴染みのシアター・ドラマシティで、明日(8月1日)から8月6日までの公演である。開演時刻は各日共に11時と15時30分となっている。

 シアター・ドラマシティは、『アニー』が公演される劇場の中では“やや特殊な”劇場である。
 シアター・ドラマシティは梅田芸術劇場メインホールの地下に作られているので、建築上の制約から“舞台上空の空間”が他の劇場に比べるとちょっと低い(つまり天井が低い)。他の劇場では上下に稼働する(UP/DOWNする)カーテンや大道具が、ここでは横移動なっているのはそのためである。

 が、それは我々スタッフにとって“やや特殊”なだけで、お客様にとってはその影響はほとんどない。“『アニー』トリビア”のひとつと思って楽しんでいただければ幸いである。

 ここでお知らせをひとつ。

 東京公演でリリー役を務めていた服部杏奈さんであるが、既に発表されている大阪公演の休演だけでなく、夏のツアー全公演を休演することになった(公式ページの発表はこちら)。代役は、大阪以降の公演でも昨年までのリリー=山本紗也加さんである。

 さて。

 明日はツアー初日。たくさんのお客様にご来場いただけたら嬉しい。

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『アニー』2019通信/夏!

7月27日(土)

 夏のツアーに向けた稽古も今日が最終日である。

 「思い出し」を主体とした短期間の稽古ではあったが、実りのとても多い、充実した稽古期間だった。全体の大きな流れから細部に至るまで、様々な部分が点検され微調整が施された。車検に出された車が、本来の輝きと性能を取り戻して帰って来たかのようである。
 東京公演を終えて、ふた月ほど経って改めて作品を見直す機会がある、という現在の『アニー』の上演スタイルは、作品を成熟させるのには願ってもないシステムだと思う。更に進化した2019年の『アニー』をどうぞお見逃しなく。

 スタッフの皆さんは稽古場を撤収し、キャストより一足先に大阪入りである。
 週間天気予報を見ると、大坂は暑そうですねぇ。

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『アニー』2019通信/夏!

7月26日(金)

 『アニー』に登場する“のら犬”のサンディ。日本の『アニー』では長年に渡って本物の大型犬が登場していたのだが、今年の東京公演からは小型犬に変更されている。今年はサンディもダブル・キャストになっていて、チーム・バケツでサンディを演じているのは「家康(いえやす)」、チーム・モップのサンディは「メープル」である。

 今年はサンディのアンダースタディ(本来のキャストに何かあった場合の代役)も存在している(そのことは東京公演の千穐楽のブログでも触れた。そのブログはこちら)。名前は「おこげ」で、幸いなことに「おこげ」が登場するような場面は今までのところはなかった。
 出番がなくても、おこげは家康、メープルと一緒に連日稽古場にやって来る。せっかく来てくれているので「どこかに出番を作るべきではないか」と言う話が持ち上がり(と言っても休憩中の雑談で、であるが)色々なアイデアが出された。

 アイデアその① 野犬捕獲人が「1匹見つけました。これで50セント」と言って抱えてくる野良犬の役。

 アイデアその② 女性3人のヴォーカル・グループ=ボイラン・シスターズのセンター(ロニー)が被っている帽子の役。

 アイデアその③ ルーズベルト大統領が常に膝の上に乗せている(初期の007シリーズに登場した悪役=ブロフェルドのように。それはこちら)。

 いいアイデアがあったらぜひコメントでお寄せくださいませ。

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『アニー』2019通信/夏!

7月25日(木)

 夏のツアーでは「チーム・バケツにチーム・モップのアニー&モリーが加わる回」や「その逆の回」があることは昨日記した通りである。夏の稽古では“その組み合わせ”での稽古も大切なメニューになってくる。

 子供たちの芝居は、チーム・バケツもチーム・モップも基本的には一緒である。が、厳密に照らし合わせれば、位置が微妙に違ったり、子供同士の絡みが異なったり……ということは幾らでも出てくる。「東京公演では行っていない」組み合わせで稽古すると、普段は気づかないような両チームの差異が次々と見えてくる。このプロセスは結構面白い。

 稽古場では、正規の組み合わせのチームを“ノーマル・バケツ”“ノーマル・モップ”と呼んでいる。夏だけの変則的な組み合わせのチームは“シャッフル・モップ”“シャッフル・バケツ”と呼ばれている。
 子供たちにとっては「稽古でどちらのチームが先に演じるか」は何よりも重要な案件であるらしい。「どちらが先にやるか」をめぐっては喧々諤々(けかけんがくがく)の騒動が日々繰り広げられている。これは春の稽古時から変わらない。

 夏の稽古では、「どちらが先か」に加えて「ノーマルか/シャッフルか」という要素が加わる。喧々諤々の騒動はそのぶん更に大きくなる。
 同じことで毎回毎回大騒ぎできるのは子供たちの特権だと思う。子供たちの辞書には「飽きる」という文字はないのである。

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『アニー』2019通信/夏!

7月24日(水)

 『アニー』の子供キャスト(アニー、孤児たち、そしてダンスキッズ)がダブルキャストになっていることは皆さんご承知の通りである。それぞれ“チーム・バケツ”と“チーム・モップ”と呼ばれていて、春の東京公演では“バケツ”と“モップ”が1公演ずつ交互に登場していた。

 夏のツアーでは「1公演ずつ交互に」ではなく、全行程を「前半と後半に分けて」分担することになる。今年のツアーは前半(大阪)がチーム・モップの担当で、後半(松本、仙台、広島、名古屋)がチーム・バケツの担当である。ただし、アニーと最年少の孤児=モリーの2人は夏のツアーでも1公演ずつの交互出演である。なので、岡アニー&三浦モリーと山﨑アニー&石井モリーの4人は、大阪から名古屋まで各地にお目見えすることになる。

 これは、夏のツアーでは「チーム・バケツの中にチーム・モップのアニー&モリーが参加している」回があったり、その逆の回があったりすることもある、ということでもある。

 子供キャストの中にお目当てのある方は、観劇の予定を決める際にどうぞご注意ください。

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