カテゴリー「日記/2017年」の記事

『アニー』通信 チーム・モップ初日!

4月23日(日)

 チーム・モップの初日。

 昨日、“チーム・モップのゲネプロ”と“チーム・バケツの初日”の“実質2回公演”をこなしているので、舞台裏はある程度落ち着いている。
 モップの子供たちも落ち着いているだろう……と思ったら、どうやらそうでもないらしい。開演直前のスタンバイ場所では「オーディションの結果発表の時よりドキドキする!」みたいな声が続出である。

 が、舞台上の子供たちからはそんな様子は微塵も感じられなかった。堂々とした、立派な初日ぶりであった。
 しかし、終演しても“初日を開けた感慨”に耽っている余裕は我々にはない。劇場全体が2回目の公演の準備に取り掛からなければならないのである。これは、スタッフの皆さん、オーケストラの皆さん、そしてシングル・キャストの大人の皆さんには結構ハードな公演かもしれない。

 さて。

 これで『アニー』通信はおしまいである。ご愛読ありがとうございました。
 次は『アニー』通信/夏のツアー編……になるだろう。それまでの更新は不定期です。悪しからず。

 舞台というものは「大勢の人の力」によってできている。特にミュージカルは、カンパニー全体(キャストもスタッフも。表方も裏方も)の総合力が物を言う。私たちの『アニー』も、多くの人の技術と才能と知恵と努力の結晶である。

 新生『アニー』も、今までの『アニー』同様に末永く愛されますように。

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『アニー』通信 チーム・バケツ初日!

4月22日(土)

 まず“昨日のゲネプロ”の駄目出しと確認。そしてチーム・モップのゲネプロ。スタッフ・ワーク(場面転換や照明、音響など)が洗練されてかなり良い感じに。それから初日のお祓(はら)い。お祓いを済ませて“今日のゲネプロ”の駄目出しと確認。

 あっ、という間に開場時刻=開演30分前である。ここまで来たら、もう演出家に出番はない。客席の最後列に座って、“一観客”となって全てを見届けるだけである。

 見届けた感想としては……素敵な初日だったのではないだろうか。舞台からは硬さや緊張感も伝わって来たが、それも含めて「素敵」だったと思う。『アニー』の“16年振りのリニューアル”を委ねられた者としては色々と感慨も無くはないのだが、それは明日までお預け。明日はもう1組のキャスト=チーム・モップの初日である。

 明日も「素敵」な舞台になりますように。

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『アニー』通信

4月21日(金)

 劇場5日目。

 道具調べや照明合わせやテクニカル・リハーサルや舞台稽古やまた道具調べや照明合わせや……。

 そしてゲネプロ(最終通し稽古)。

 今日はチーム・バケツのゲネプロである。
 舞台上(と舞台裏)では、稽古場の通し稽古の時と同様に、今日も色々なことが起きた。微笑ましい(爆笑、苦笑、失笑を含む)ことも起きたし、あまり笑えないようなことも起きた。が、何とかラスト・シーンまで辿り着き、幕は無事に下りた。
 それにしても、限られた持ち時間の中で、よくゲネプロまで漕ぎつけたと思う。それを支えてくださった大勢のスタッフの皆さんに、心から敬意を表したい。

 さて。

 40年前の今日、1977年4月21日は、『アニー』がブロードウェイで開幕した日である。今年は『アニー』初演から40年の記念すべき年なのである。

 明日は私たちの初日。その前にチーム・モップのゲネプロ。

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『アニー』通信〈またミニ〉

4月20日(木)

 劇場4日目。

 道具調べや照明合わせやテクニカル・リハーサルや舞台稽古やまた道具調べや照明合わせや……。

 そもそも、魔法のランプを私にください!!

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『アニー』通信〈ミニ〉

4月19日(水)

 劇場3日目。

 道具調べや照明合わせやテクニカル・リハーサルや舞台稽古やまた道具調べや照明合わせや……。

 ランプの青い魔人さま、あと2日私にください!!

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『アニー』通信

4月18日(火)

 新国立劇場 中劇場へ。

 今日も終日スタッフ・ワーク。舞台でも楽屋周りでも、大勢のスタッフが初日を目指して動いている。
 舞台の方は、まず照明のフォーカス合わせ。フォーカス合わせを終えて、道具調べ・照明合わせに入る。並行してオーケストラ・ピットのシーティング。そしてオーケストラと音響チームでサウンド・チェック。

 二村周作さんのデザインしてくださった舞台美術が素晴らしい。そしてそれが、高見和義さんの照明によって立体的、重層的に立ち上がってくる。視覚的には“全く新しい『アニー』”である。
 オーケストラの演奏も、稽古場より一段とゴージャスに聞こえている。音楽監督の佐橋俊彦さん、オーケストラの皆さん、そして山本浩一さん率いる音響チームの仕事ぶりにも拍手を送りたい。

  明日も朝から道具調べ・照明合わせの続き。そして舞台稽古。

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『アニー』通信

4月17日(月)

 東京・初台の新国立劇場へ。

 新国立劇場での仕事は『大騒動の小さな家』(2004)以来、実に13年ぶりである。その間に観劇では何度も訪れているので、“懐かしい……!”ということはないのだが。
 今日は朝から搬入、そして仕込み作業である。今日、明日はスタッフの日なので稽古は無い。

 新作の幕を開ける仕事が“時間との戦い”であることは、このブログでも再三記してきた。3月17日付の『アニー』通信でも触れている(それはこちら)。
 その“戦い”は稽古場だけの話でなく、劇場入りしてからも続く。作業の規模が大きくなり、関わる人数も増える分、より困難な戦いであるかも知れない。もし、いま「3つの願いをかなえてやる」と言われたら、迷わず「あと2日ください」と答えるだろう。

 それはともかく、舞台上部の様々な物(大道具の吊物や照明バトン、一文字幕など)の高さを決める作業=“タッバ合わせ”まで漕ぎつけて、今日の作業は終了。皆さんお疲れ様でした。

 明日は照明のフォーカス合わせからスタート。明日も長い1日になるだろう。

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『アニー』通信

4月16日(日)

 オケ付き通し稽古。今日はチーム・モップ。

 今日も面白いことはいろいろとあった。が、全体としては熱量のとても高い、良い通し稽古だったと思う。
 上演時間も、先日記した時からほぼ変わらず(それはこちら)、この先劇場で修正や変更が加えられたとしても、大きく異なることはないだろう。

 さて。

  3月10日に始まった稽古も本日で終了。明日からは新国立劇場中劇場に場所を移し、各セクションの力を集めて最後の仕上げにかかる。

 ありがたいことにチケットの売れ行きは好調な様子で、既に売り切れになった回も出ているそうだ。
 今日の時点では、夜公演の中で唯一の「18時開演」である「4月28日(金)」が“おすすめ”であるらしい(その日以外は「16時30分」か「17時」の開演)。

 プレミアムフライデーに『アニー』はいかがですか?

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『アニー』通信

4月15日(土)

 オケ付き通し稽古。今日はチーム・バケツ。

 今日の通し稽古ではいろいろと面白いことがあった。

 オケ合わせの時よりもアクティング・エリアを広く取る必要があるので、キャストもスタッフも待機するスペースが更に減った。身体を小さく折り曲げていなくてもいい場所は、もはや舞台の上にしかない。

 サンディの挙動がいつもとちょっと違った。チーム・バケツでアニーを演じる野村里桜さんが、それを上手にさばいた。

 何人かの大人のキャストの挙動もいつもとちょっと違った。

 ……いろいろと面白かった。

 通し稽古後は全体で駄目出し。そして抜き稽古。
 しっかりと時間を取って抜き稽古ができるのは今日が最後である。明日は稽古場最終日。稽古場を撤収する時刻が決まっているので、もう粘れない。

 演出家は、作品を作る時には誰よりも物語や登場人物に没入(感情移入)する必要がある。と同時に、誰よりも客観的な(俯瞰する)目を持たなければならない。
 その両方を同時にこなすことができるのが望ましいことなのだと思うが、どちらか一方だけでも生易しいことではないのに、その両立は私にはとても不可能なことに思える。

 世の演出家の皆さんはどうやっているのだろう?

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『アニー』通信

4月14日(金)

 オケ合わせ2日目。今日は2幕。

 『アニー』のオーケストラのサウンドはゴージャスでリッチ。“さすがブロードウェイ・ミュージカル!”と言いたくなるような、ゴキゲンなサウンドである。
 オケ合わせの合間に佐橋さんとも話したのだが、アレンジが洒落ていて、気が利いていて、そして手が込んでいる。作品作りのプロセスに手間暇をかけていることが譜面からもヒシヒシと伝わってくる。私たちの『アニー』も、そのサウンドに引けを取らないようになりたい。

 『アニー』では、今までもオーケストラは劇場のピットで演奏してきた。それは今回も変わらない。開演前や休憩時間などに、ぜひオーケストラ・ピットも覗いてみてください。

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