ミュージカル『アニー』 スペシャル・クリスマス・パーティー
残念ながら中止となってしまった2020年のミュージカル『アニー』。
『アニー』では春(東京)と夏(全国ツアー)の本公演の他にも、毎年12月に「クリスマス・コンサート」が行われることが恒例となっていた。
しかし今年はクリスマス・コンサートもお預け。その代わりに……
と言うわけで、こんな動画が届いた。
どうぞご覧ください(こちらからどうぞ)。
残念ながら中止となってしまった2020年のミュージカル『アニー』。
『アニー』では春(東京)と夏(全国ツアー)の本公演の他にも、毎年12月に「クリスマス・コンサート」が行われることが恒例となっていた。
しかし今年はクリスマス・コンサートもお預け。その代わりに……
と言うわけで、こんな動画が届いた。
どうぞご覧ください(こちらからどうぞ)。
丸美屋食品ミュージカル『アニー』の特番が放送されることが発表された。(公式サイトへはこちらからどうぞ)
『アニー』の特番は、毎年初日の2週間ほど前に(関東エリアであれば東京公演初日の2週間ほど前に)放送されるのが恒例となっている。番組ではオーディションの風景や稽古場の様子、近年ではアニー役の2人がどこかに出かけてゆく姿などが紹介されてきた。
今年も当初は4月の第2週辺りでの放送が予定されていたはずである。が、それ以前に東京公演の中止が決まり、放送の機会は失われた。その後夏のツアーの中止も決まり、今年の特番は幻となった……と思っていた。
その特番の放送が決定した。当初のものとは内容は異なるだろうが、どうぞご覧ください。
7月29日(水)
舞台『巌流島』の、名古屋、高松、大阪、福岡の各公演の中止が発表された。
これで『巌流島』の全公演の中止が確定した。
7月20日(月)を最後に中断されていた稽古の跡片付けが行われている稽古場へ。
稽古場用のシューズやダメ取り用のメモパッドなど、そのままにしていた私物を引き取る。
私が使用していたテーブルには、21日の稽古メニューを走り書きしたポストイットがそのままになっていた。
コロナ禍によって公演が中止に追い込まれたのはこれで4作品目である。
まず、3月20日(金)から22日(日)までの予定で行われるはずであった日本大学芸術学部演劇学科の実習発表公演が中止となった。
予定されていた作品はレイ・クーニー作のコメディ『パパ、アイ・ラヴ・ユー』で、2月10日(月)から稽古に入り、2幕の半ばまで進んだ頃に雲行きが怪しくなった。
大学は1月末で後期の授業を終え春期休暇に入っていた。我々の実習もその期間を利用して稽古と本番を行うものだった。が、2月の後半に入ると世の中では感染者の数が少しずつ増え始める。政府がイベントの開催自粛要請を決めると、大学は安全を確保するために校舎内への立ち入りを制限することを決定。その措置に応じてこの授業も即時ストップ。公演はそのまま中止となった。
次に中止となったのは丸美屋食品ミュージカル『アニー』である。
『アニー』の東京公演は4月25日(土)から5月11日(日)までの予定で行われるはずであった。本格的な稽古は、2週間とされたイベント開催の自粛要請期間が過ぎるのを睨んで3月の中頃から始まったのだが、コロナ禍は既に拡大の一途をたどっていた。
毎日の検温や手洗い・消毒が当たり前のこととなり、我々スタッフもマスクを着用して稽古に臨んだ。が、政府が緊急事態宣言を七都府県に発令することが確実となったことで稽古の続行は断念された。
事態の推移を伺いつつ稽古の再開時期を探ったが、その時は訪れなかった。東京公演の中止が決定され、後に夏の地方公演も中止となった。
中止となった3作品目はブロードウェイ・ミュージカル『ヘアスプレー』である。
『ヘアスプレー』は東京公演が6月14日(日)から28日(日)まで、大阪公演が7月5日(日)から13日(月)までの予定となっていた。当初、歌稽古には4月の第2週辺りから入る計画であった。
それに間に合わせるように、台本と譜面をまとめる作業が2月、3月も続けられていた。並行して舞台美術や衣裳・ヘアメイクの打ち合わせも進められていたのだが、緊急事態宣言の下では稽古のために集まることができない。
稽古開始の延期が模索され、ひいては初日の延期も検討された。が、当初はゴールデン・ウィーク明けと目されていた緊急事態宣言の解除がなされないことが確実となり、稽古には入ることなく全公演中止の決定が下された。
完成した台本と譜面はキャストとスタッフの手元に届けられていた。
そして『巌流島』である。
『巌流島』は、瀕死の劇場街が少しずつ日常を取り戻して行く動きの「最初のグループの1本」になるはずの作品であった。が、その目的は果たされることなく終わった。ようやくのことで再開に漕ぎ着けた他の劇場も常に公演中止と背中合わせである。
新型コロナ感染症をこれ以上拡大させてはならない。では、そのために我々がなすべきこと何なのか。
そのことをひとりひとりが考え続けなければならないだろう。
丸美屋食品ミュージカル『アニー』。8月13日から9月6日にかけて予定されていた夏のツアー公演が中止となる事が発表された(公式サイトのニュースはこちら)。
これで2020年の『アニー』は全公演の中止が確定した。
お買い求めいただいたチケットの払い戻しについては追って公式サイトで告知される。
全公演中止の確定に伴い、来年(2021年)の『アニー』を“今年の出演が決まっていた子供たち”で開催することが発表された。
そのことに伴う様々な調整をどのように進めるのか。
例年だと10月から11月にかけて行われる「来年の公演に向けてのオーディション」や、毎年12月に行われている「クリスマス・コンサート」、その他にも考えなければいけないことが少なからず出てくるだろう。
それらについてはいずれ公式サイトで発表されることになっている(公式サイトによれば「秋以降」に)。
今回の新型コロナウィルス感染症による影響はあらゆる場所に及び、その終息はまだまだ見通せない。
どうか皆さん、くれぐれも用心してお過ごしくださいますように。
4月25日(土)
丸美屋食品ミュージカル『アニー』の、本来ならば今日は東京公演の初日であった。が、ご承知の通り東京公演は新型コロナウィルス感染症の影響により全公演が中止となった。
そんな今日、2本の動画が相次いで公開された。
1本は2020年の子供キャストが歌う「トゥモロー」で(こちらからどうぞ)、もう1本は2020年の公演で演奏するはずであったオーケストラの皆さんによる「ハードノック・ライフ」である(こちらからどうぞ)。
音楽はいつだって私たちのそばにあった。そして私たちを癒し、励まし、勇気づけてくれた。
遠くない将来に、本当に顔を合わせて歌い、演奏できる日がきっと来るだろう。
今日の動画を繰り返し繰り返し見ながら、その日が来るのを待ちたい。
4月1日(水)
昨年の11月に『ダンス オブ ヴァンパイア』と『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~」の初日を開けた後どんなことをしていたかを簡単に記しておきます。
12月~今年の1月は、映画演劇文化協会が運営するミュージカル・アカデミーで受講生たちの試演会に取り組んでいました。演目はブロードウェイ・ミュージカル『きみはいいひと、チャーリー・ブラウン』。入場無料の稽古場公演でしたが、1月末に無事に本番を終えることができました。ご来場、ご支援くださった皆さんに御礼申し上げます。(ミュージカル・アカデミーのTwitterはこちら)
2月~3月は、日本大学芸術学部演劇学科の実習発表に取り組むことになっていました。演目はレイ・クーニー作のコメディ『パパ・アイ・ラブ・ユー』で稽古にも入っていたのですが、残念ながらこちらは公演中止となりました(実習発表のTwitterはこちら)。賢明な判断であったと思いますが、参加していた学生たちの学習機会が失われたことは残念でなりません。
いま現在は『アニー』の稽古に入っています。普段通りであればその様子をこのブログに綴っているはずなのですが、パフォーミング・アーツを取り巻く今般の状況を鑑みて今回はそれを見送っています。
ご承知の通り、新型コロナウィルス感染症は社会のあらゆる所に大きな影響を与えています。『アニー』の稽古場も例外ではありません。いまのところ稽古は“予定通りに初日を開ける”前提で進めています。が、劇場を取り巻く状況が初日近辺にどうなっているか。状況が好転する兆しはいまのところ見えていません。
私たちにできることは細心の注意を払って公演の準備を進めることしかありません。どうぞ皆さんも細心の注意を払ってお過ごしくださいますように。
12月9日(月)
日本テレビへ。丸美屋食品ミュージカル『アニー』の2020年版の制作発表。
日本テレビ主催のミュージカル『アニー』は2020年の上演で35周年を迎える。その35年を振り返る3分半の映像が流され、『アニー』が特別な作品であることを強く印象付けていた。
今日の制作発表ではアニー役の荒井美虹さん&徳山しずくさんに加えて、ウォーバックス役の藤本隆宏さん、ハニガン役のマルシアさん、グレース役の蒼乃夕姫さん、ルースター役の栗山航さん、リリー役の河西智美さんも登壇された。もちろん全員扮装で、である。
藤本さんは4年連続の出演で、蒼乃さんは今年に続いての出演、栗山さんと河西さんは今回が初出演、そしてマルシアさんは3年振りのカムバックとなる。
制作発表には日本テレビ主催『アニー』の初代演出家である篠崎光正さんもご参加くださり、初演の頃の裏話などを聞かせてくださった。出番を待つ間も舞台裏で色々な話を聞かせていただくことができて何よりも嬉しかった。
そして公式サイトでは全キャストが発表になっている。(それはこちら)そちらも覗いてみてください。
2020年の『アニー』は4月25日(土)から5月11日(月)日まで、東京・初台の新国立劇場 中劇場で上演される。夏には恒例の全国ツアーも行われるので、どうぞお楽しみに。
あ、その前にクリスマスコンサート2019!
11月24日(日)
丸美屋食品ミュージカル『アニー』に登場する“ダンスキッズ”のオーディションが昨日と今日で行われた。
今年も沢山のキッズたちが応募してくれた。ダンスのスタイルもスキルも様々なキッズたちであったが、ひとりひとりの「ダンスが好きだ」と言う気持ちはひしひしと伝わって来る。それだけで見ている私たちの胸はもう一杯である。
審査担当者一同、熟考に熟考を重ねた結果、今年も12名のダンスキッズが選ばれた。このブログを記している時点で公式サイトにはまだ記載は無いが、遠からず発表になるだろう(追記/発表されました。こちらからどうぞ)。
参加してくれたキッズの皆さん、お疲れさまでした。そして本当にありがとう。
キッズたちを支えてくださったご家族の皆さんにも心より御礼申し上げます。
昨年のダンスキッズ・オーディションについて触れたブログにリンクを貼っておく。ご興味のある方はこちらからどうぞ。
『My Story -素敵な仲間たち-』 『その場しのぎの男たち』 『どんまいマインド』 『アニー』 『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー』 『イーストウィックの魔女たち』 『ウェディング・シンガー』 『エキストラ』 『エニシング・ゴーズ』 『オトコ・フタリ』 『クリエ・ミュージカル・コレクション』 『クールの誕生』 『ザ・ヒットパレード』 『シスター・アクト』 『シラノ』 『ジキル&ハイド』 『ダンス オブ ヴァンパイア』 『ドッグファイト』 『ナンシー』 『ニューヨークに行きたい‼』 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 『パイレート・クイーン』 『ファースト・デート』 『フラガール』 『プライベート・ライヴズ』 『ヘアスプレー』 『ミー&マイガール』 『メモリーズ』 『メリー・ウィドー』 『モンテ・クリスト伯』 『ラ・カージュ・オ・フォール』 『レベッカ』 『ローマの休日』 『ワイルドホーン・メロディーズ』 『三銃士』 『予言』 『台所太平記』 『巌流島』 『王様と私』 『田茂神家の一族』 『竜馬の妻とその夫と愛人』 『貴婦人の訪問』 『青猫物語』 『風と共に去りぬ』 『A Live Ⅱ』 『ALive Final』 『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』 『I Do! I Do!』 『SFF & DFF』 その他 アーカイブ プロフィール・作品リスト 日記/2006年 日記/2007年 日記/2008年 日記/2009年 日記/2010年 日記/2011年 日記/2012年 日記/2013年 日記/2014年 日記/2015年 日記/2016年 日記/2017年 日記/2018年 日記/2019年 日記/2020年 日記/2021年 雑感
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