カテゴリー「『ドッグファイト』」の記事

『ドッグファイト』再演!

 ミュージカル『ドッグファイト』の再演が発表された。

 『ドッグファイト』は2012年にオフ・ブロードウェイのセカンド・ステージ・シアターで上演されたミュージカルで、日本では2015年の12月から2016年の1月にかけて、大阪、東京、愛知で上演された。
 1991年のアメリカ映画“Dogfight”(日本では劇場未公開。ビデオ発売時の邦題は『恋のドッグファイト』)を原作としていて、作曲・作詞は、今年のトニー賞でベスト・ミュージカル・スコアを獲得したばかりのベンジ・パセック&ジャスティン・ポールである。

 公式ページへはこちらからどうぞ。

| | コメント (2)

『ドッグファイト』千穐楽

1月8日(金)

 愛知県の太田川へ。

 名鉄常滑線・太田川駅前にある東海市芸術劇場 大ホールにて、ミュージカル『ドッグファイト』が千穐楽。
 ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。キャスト、ミュージシャン、そしてスタッフ、関係者の皆さん、お疲れ様でした。

 東海市芸術劇場は、昨年の10月4日に開場したばかりの新劇場である。
 大ホールは座席数1024席で、『ドッグファイト』の会場としては最も大きい。ホール全体が余裕をもって作られているので、客席空間の印象はサンケイホール ブリーゼと比べるともうひと回り大きく感じる。
 舞台袖や楽屋周りにも余裕があるので、仕事場としては快適である。キャストの裏動線と大道具、小道具の格納場所がパズルの様に入り組んでいた今までの会場とは別次元で、なんだか生活程度がワンランク上がったみたいな気分にもなる。

 それはともかく、本編自体はいつもの様に始まり、いつもの様に休憩を挟み、そしていつもの様に終演した。いつもより客席の笑いが少なくも思えたが、リピーターさんが大勢いらっしゃるだろうと想像すれば、まあそんなものだろう。

 本編終了後、カーテン・コール。いつものカーテン・コールと、バンドさんによるいつものEXIT MUSICの演奏に続いて、千穐楽につき、屋良さんの司会でキャスト全員のご挨拶。
 末澤さんは東京千穐楽に続いてメソメソし、「東京楽の挨拶が長い」と座内で不評だった中河内さんは、クギを刺されて短めにまとめた。

 そしてカーテン・コール終了後、楽屋廊下で三本締め。これで『ドッグファイト』カンパニーとも本当にお別れである。

 いつの日か、また愛すべきおバカたち“スリー・ビーズ”と再会できる日が来ることを願っている。
 世界情勢を伝える連日の報道に接すると、ミュージカル『ドッグファイト』の価値はますます高まっている様に思われる。

  『ドッグファイト』の中で起こる悲しい出来事が、いつの日か「物語の中だけのこと」になります様に。

| | コメント (0)

『ドッグファイト』通信/シアタークリエ編 初日!

12月17日(木)

 初日である。が、既に大阪公演を済ませているので、舞台も楽屋もとても落ち着いている。

 午後イチで、まずゲネプロ。
 照明、音響、共にいい感じに仕上がってきた。芝居の方もメリハリがついてきて、悪く無い。

 ゲネプロ終了後、屋良さん、宮澤さん、中河内さん、矢崎さん、保坂さんは囲み取材へ。その様子は、すでにネットのニュースなどで配信されているので、ご覧になった方もいらっしゃるだろう。

 開演の2時間30分前、舞台にて初日のお祓(はら)い。
 関係者一同、客席に参集し、公演の安全と成功を祈願する。

 そして、本番。
 定刻の19時を3分ほど押して『ドッグファイト』は始まった。大阪の「緊張感の張りつめた初日」も初日らしくて捨て難いが、今日は「より生き生きとした」と言うか、「瑞々しい」と言うか、つまり「考えうる最良の初日だった」と思う。

 カーテン・コールではミュージカル『ドッグファイト』の生みの親、作曲・作詞のベンジ・パセックさん&ジャスティン・ポールさん、そして脚本のピーター・ドゥシャンさんの3人が舞台に上がってくださった。
 3人ともまだ30歳そこそこだからなのか、キャストがナチュラル・ハイだったからなのか、舞台上も客席も何だかお祭りの様な騒ぎであった。

 終演後、劇場ホワイエにて初日のパーティ。
 パセックさん、ポールさん、ドゥシャンさんをはじめ、キャスト、バンド・メンバー、スタッフ、他関係者一同が集まり華やかで陽気なひと時を過ごした。

 ドゥシャンさんたちは、「自分たちが直接かかわっていない公演では、自分たちの期待通りの作品になっていないこともあるが、日本版はあらゆることが自分たちの望んだ通りだった」とおっしゃった。
 そして、「提案しても今まで実現しなかったことが3つ、日本版では実現していたことがとても嬉しかった」とも。それを伺って、私の方が嬉しかった。

 これで『ドッグファイト』通信/シアタークリエ編はおしまいである。短い期間でしたがご愛読ありがとうございました。
 次は『TDV』通信/ゆく年くる年編。果たしてチームTDVは無事に年を越すことができるのか?

 ミュージカル『ドッグファイト』東京公演は、シアタークリエにて12月30日(水)まで。お見逃しなく!

| | コメント (0)

『ドッグファイト』通信/シアタークリエ編

12月16日(水)

 朝から照明合わせの続き。並行して音響チームの調整とバンドさんのシーティング。

 「照明合わせ」と言っても、デザインは既に大阪で済ませているので、クリエに合わせた微調整が主体で、大阪ほどは時間もかからない。
 照明合わせと並行して、午後はバンドの皆さんと音響チームのサウンド・チェック。そして若干のテクリハの後、夕方より舞台稽古。

 客席から見えている部分のほとんどは、大阪公演と大きくは変わらない。が、見えない部分――舞台裏や袖中の状況は結構異なっている。なので、まずはその部分を確認。
 そして、“音”の環境が変わるのでサウンド・チェックを改めてと、操作の“手”が変わる照明の確認・調整、この3点に重点を置いて稽古を進める。

 明日は東京初日。『ドッグファイト』の作者たち――作曲・作詞のベンジ・パセックさん&ジャスティン・ポールさん、脚本のピーター・ドゥシャンさんの3人――がご観劇の予定。
 が、本番は夜なので、その前にゲネプロ。

| | コメント (0)

『ドッグファイト』通信/シアタークリエ編

12月15日(火)

 シアタークリエへ。

 大阪公演を無事に終えた『ドッグファイト』カンパニーは東京へ戻った。ご観劇くださった皆さん、ありがとうございました。
 シアタークリエでは今日は終日スタッフ・ワーク。朝から各セクションの仕込み作業が続く。舞台が落ち着いたところで、照明のフォーカシング、そして音響チームの仕込みと調整。更に、照明合わせやサウンドチェックなど、開幕へ向けての準備が急ピッチで進む。

 座席数912席で2階席もあったサンケイホール ブリーゼと比べると、座席数609席でワン・フロアのシアタークリエの劇場空間は、ひと回りコンパクトに感じられる。

 この空間で、『ドッグファイト』はどんな進化を見せてくれるだろうか?

| | コメント (0)

『ドッグファイト』通信 初日!

12月11日(金)

 初日。

 午前中の大阪は、雨脚が強まったり、突風が吹き荒れたりしたが、それも夕方までには収まった。ひと安心である。

 今日は開演時刻が19時なので、スタッフもキャストも落ち着いて劇場入りすることができた。ありがたい。
 まずは各セクション、昨日のゲネプロの問題点を調整。キャスト陣と我々はロビーにてゲネプロの確認。その後、舞台に移動して、バンドの皆さん、音響チーム、照明チームなど、全セクション合同で幾つかの場面、ナンバーをあたる。

 そして迎えた本番。定刻の19時を5分ほど押して、『ドッグファイト』日本初演の初日は始まった。

 キャスト陣は今までになく緊張していたと思う。客席も、最初は緊張感に包まれていた様に感じた。が、物語が進行するにつれて劇場中を支配していた緊張感も薄れ、休憩に入る頃にはとても自然な空気になっていた。
 2幕は、キャストの緊張も取れ、客席にも無用な緊張は漂わず、お客様は物語に集中してくださっていたと思われる。

 カーテン・コールの最後にはスタンディング・オベーション。終わってみればとても良い初日だったのではないか、と思う。

 屋良さんからのご挨拶などもあり、今日の終演時刻は、おおよそ21時30分。サンケイホール ブリーゼの退館時刻は22時なので、キャストもスタッフも余韻に浸る間もなく「あっ」言う間に劇場を出た。

 これで『ドッグファイト』通信は一旦終了である。ご愛読ありがとうございました。
 次は『ドッグファイト』通信/シアタークリエ編。12月15日から再開の予定です。

 『ドッグファイト』大阪公演は12月14日まで。東京公演は12月17日より。お見逃しなく!

| | コメント (0)

『ドッグファイト』通信

12月10日(木)

 舞台稽古2日目。

 今日も朝からテクリハ。そして照明合わせの続き。
 舞台稽古はお昼から。昨日の続き、2幕2場からカーテン・コールまで。

 大休憩の後、ゲネプロ。
 よい出来のゲネプロであったと思う。「良い出来」と言うのは、芝居はもちろん、連日精魂込めて来たスタッフ・ワークも、と言うことである。
 上演時間は以前記したのと大きく変わらず、1幕、2幕、共に約1時間であった。幕間休憩は20分で、総上演時間は、これらにプラス、カーテン・コールである。

 さて。

 明日は初日。大阪地方は雨が心配されるが……。
 劇場の神様、どうぞ私たちに最高の初日を!

| | コメント (0)

『ドッグファイト』通信

12月9日(水)

 まずテクリハ。続いて照明合わせの続き。その後、バンドの皆さんと音響チームのサウンド・チェック。そして、午後から舞台稽古。

 舞台稽古は幕開き(1幕1場)から2幕1場まで。
 場面ごとに音楽無しで場当たりをし、実際のセットや衣裳、照明や立ち位置など、必要なことを確認。その後、音楽有りでラン・スルー。ラン・スルーを2回繰り返して、その中で問題点があればそれを解消して行く。

 試行錯誤を繰り返しながら予定のメニューを消化し、1日目の舞台稽古は終了。退館までの残り時間を利用して、更に照明合わせの続き。

 明日も今日と同様な1日になる予定。夜はゲネプロ。

 ……の予定。

| | コメント (0)

『ドッグファイト』通信

12月8日(火)

 大阪に来ている。サンケイホール ブリーゼである。

 昨日、今日はスタッフ・ワーク。仕込みと、各セクションの準備作業。
 今日の主たる作業は照明合わせ。各場面のセットを飾り、台本順に照明をデザインして行く。
 今まで稽古場では、日常的な電球の明かりの下、ベニヤ板の仮道具とビニール・テープで色分けされただけの段差しかなかった『ドッグファイト』が、いきなり立体として立ち上がり、総天然色で押し寄せて来た。そんな印象の照明合わせであった。

 キャストも続々と大阪入り。明日から舞台稽古である。

| | コメント (0)

『ドッグファイト』通信

12月6日(日)

 バンド通し2日目。そして稽古場最終日。

 最後にして(今までで)最良の通しだったと思う。起こるべきことが起こり、色々なことが噛み合い、取りこぼしは少なかった。
 なのでダメ出しの数も、いつになく少ない。稽古場をとてもいいムードで締めくくることができて、嬉しい。

 スタッフの皆さんは稽古場を撤収して荷物を出し、そして大阪へ。サンケイホール ブリーゼでは、明日から仕込み作業が始まる。

 『ドッグファイト』日本初演、開幕まであと5日。

| | コメント (0)

その他のカテゴリー

『その場しのぎの男たち』 | 『どんまいマインド』 | 『アニー』 | 『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー』 | 『イーストウィックの魔女たち』 | 『ウェディング・シンガー』 | 『エキストラ』 | 『エニシング・ゴーズ』 | 『クリエ・ミュージカル・コレクション』 | 『クールの誕生』 | 『ザ・ヒットパレード』 | 『シスター・アクト』 | 『シラノ』 | 『ジキル&ハイド』 | 『ダンス オブ ヴァンパイア』 | 『ドッグファイト』 | 『ナンシー』 | 『ニューヨークに行きたい‼』 | 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 | 『パイレート・クイーン』 | 『ファースト・デート』 | 『フラガール』 | 『プライベート・ライヴズ』 | 『ミー&マイガール』 | 『メモリーズ』 | 『メリー・ウィドー』 | 『モンテ・クリスト伯』 | 『ラ・カージュ・オ・フォール』 | 『レベッカ』 | 『ワイルドホーン・メロディーズ』 | 『三銃士』 | 『予言』 | 『台所太平記』 | 『王様と私』 | 『田茂神家の一族』 | 『竜馬の妻とその夫と愛人』 | 『貴婦人の訪問』 | 『青猫物語』 | 『風と共に去りぬ』 | 『A Live Ⅱ』 | 『ALive Final』 | 『Chanson de 越路吹雪/ラストダンス』 | 『I Do! I Do!』 | 『SFF & DFF』 | その他 | アーカイブ | プロフィール・作品リスト | 日記/2006年 | 日記/2007年 | 日記/2008年 | 日記/2009年 | 日記/2010年 | 日記/2011年 | 日記/2012年 | 日記/2013年 | 日記/2014年 | 日記/2015年 | 日記/2016年 | 日記/2017年