初日/『メモリーズ』通信
1月24日(水)
午前中は照明デザインの直し。昼から俳優を入れてテクニカル・リハーサル、のち通し稽古、引き続いき初日のお祓い。ばたばたと慌しい中で開場、そして開演。
初日の演出家は観客たちに混じって客席に座っている。舞台が始まってしまえば、演出家にはもう手も足も出すことはできない。
どの初日でもそうなのだが、演出家は幕が降りるまでずっと緊張しっぱなしである。それは、1つには舞台が想定通り無事に進行するかという緊張であり、もう1つは、その舞台が観客に愛されるかという緊張である。
『メモリーズ』の初日は、まあ概ね無事に進行した。そして、どうにか観客にも愛されることができたのではなかっただろうか。
どうかメモリーズ・カンパニー一同の、ばかばかしくも愛おしい奮闘ぶりを眺めにシアターアプルへご来場いただきたい。作者の妹尾匡夫さんもご自身のブログで書いているが、本当に一生懸命作ったンです。
『メモリーズ~かつてすごし日々を愛でるというコト~』28日までやってます。
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