カテゴリー「『その場しのぎの男たち』」の記事

『その場しのぎの男たち』通信 北陸編

3月6日(木)

 能登に来ている。

 昨年の10月18日に東京・下北沢の本多劇場で幕を開けたその場しのぎの男たちは、その後、旅公演に出ていた。旅公演の前半は12月23日に終了し、2か月半のお休みを挟んで、能登から旅の後半が始まるのである。

 3月だと言うのに今日の東京は冬の寒さが戻った様であったが、能登空港に降り立つと、こちらは雪がちらついていた。気温は1°Cである。
 『その場しのぎの男たち』が上演されるのは、石川県七尾市にある「能登演劇堂」。能登演劇堂は大変素敵な劇場である。私は今回が初めてなのだが、新潟にある、これも素敵な劇場「りゅーとぴあ」と作りや雰囲気がちょっと似ている。
 この劇場の特徴のひとつに、舞台後方の壁が巨大な扉になっていて、そこを開け放って屋外を演劇空間として取り込むことができる作りになっていることがある。
 『その場しのぎの男たち』でも、どこかで扉を開け放つべきではないか、と言う話題が今日もまことしやかに交わされたが、開けません。悪しからず。

 さて。今日は簡単な場当たりの後、ゲネプロ。稽古場で2日間の思い出し稽古を済ませているのだが、やはり実寸では勝手が違った様である。愉快な出来事があちこちで勃発した。

 能登での初日は明日(7日)。18時30分の開演である。5月まで続く旅の後半戦、どうぞ幸先の良いスタートが切れます様に。

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『モンテ・クリスト伯』通信

10月19日(土)

  昼は本多劇場へ。『その場しのぎの男たち』2日目を観る。
  とても良く笑ってくださるお客さまで、「2日目で、しかも昼公演」と言うネガティブな要素は豪快に吹き飛ばされた。

  夜は『モンテ・クリスト伯』の舞台美術打ち合わせ。
  前回の打ち合わせから今日までの間に、舞台監督の北條さんを中心にして、現実的な面から美術プランを検討していただいていた。それを踏まえて今日の打ち合わせである。

  今日は北條さんの他、美術デザイナーの二村さん、照明デザイナーの服部さん、ステージングの田井中さん、演出助手の小川さん、その他演出部の皆さんと製作チームの皆さんが集まってくださった。で、いま現在の美術プランに更に細かく検討を加えて行った。
  既に歌稽古は始まっており、程なく立ち稽古もスタートする。そろそろ美術プランも確定させなければならない。皆で舞台模型をいじりながら、ああでもない、こうでもないと、意見を出し合い、内容面と技術面の両面から各セクションの意見を集約して行った。

 あっ、という間に4時間が過ぎ、今日の打合せは終了。収穫の多い1日であった。
  明日は『モンテ・クリスト伯』チームはお休み。私が歌稽古に合流するのは明後日から。

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初日! 『その場しのぎの男たち』通信

10月18日(金)

  初日である。

  実に落ち着いた初日の開演前であった。1992年の初演以来、伊達に20年以上上演し続けて来た訳ではない。さすがは「私などまだ赤児同然」とも言うべき大ベテランたちである。
  ……と感心して客席の最後列に座ったのだが、意外なことに、幕が上がると舞台上には想定外の緊張感が漂っていた。後で伺ったところでは、どうやら皆さん、初舞台の新人の様に緊張されていたらしい。素敵である。

  しかし、舞台上の緊張感は決して嫌な種類のものでは無かった。私には「初日である」と言う晴れ晴れとしたそれに感じられた。
  そして、温かいお客様に乗せてもいただいて、程良い緊張感を維持しながら、昨日のGP(特に2回目の)とは見違えるような素晴らしい出来で初日の幕は下りた。
  終演後、劇場ロビーにてささやかに初日の乾杯。だが、この劇団のことである。ささやかなだけで終わる筈はもちろん無く、夜の下北沢に繰り出して行ったのであった……。

  これで『その場しのぎの男たち』通信はお終いである。短い期間ではありましたが、ご愛読ありがとうございました。次は『モンテ・クリスト伯』通信。すぐに始まります。

  劇団東京ヴォードヴィルショー第69回公演・創立40周年記念興行第4弾『その場しのぎの男たち』は、下北沢・本多劇場にて10月31日まで。その後、旅公演もあります。

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『その場しのぎの男たち』通信

10月17日(木)

  本多劇場へ。

  午前中は照明の直し。午後イチで通し舞台稽古(ゲネ・プロ=GP)。
  今回の『その場しのぎの男たち』東京公演では、外務大臣・青木周蔵役がダブル・キャストになっている。18日の初日から24日までを山口良一さんが、26日から千穐楽の31日までをまいど豊さんが演じられる。

 と言う訳で、今日はゲネプロ2回。本番だって2回公演は無いのに、今日は唯一の2回公演である。昨日、皆さんの体力を温存したのは、そう言う理由からなのであった。
  1回目も2回目も、どちらのGPも概ね順調に進んだ。2回目の方が、夜中にベッドの中で思い出してつい笑ってしまいそうな、ささやかなアクシデントが頻発してはいたが。

  明日はいよいよ初日。下北沢の本多劇場にて19時の開演である。上演時間は2時間弱。途中休憩は無い。

  ご来場を心よりお待ちしています。

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『その場しのぎの男たち』通信

10月16日(水)

 午前中は駒澤大学へ……行ってミュージカルについての話をする筈だったのだが、台風の影響で授業がキャンセル。朝から本多劇場へ。照明合わせに立ち会う。

 午後は舞台稽古。

  三谷作品の場合、そしてそれが暗転なしの1幕ものであった場合、舞台稽古は殆ど通し稽古(ゲネプロ)同様に進行する。今日もそんな舞台稽古であった。
  敢えて確認する必要があるのは、稽古場では実寸が取れていなかったのでその部分と、稽古場では暫定的にしかできなかった大道具がらみの芝居、そして衣裳と照明がらみのこと位である。

  なので、今日の舞台稽古も、それほど遅くない時刻に無事終了。明日のゲネプロに向けて、キャストの皆さんには体力を温存しておいていただこう、と言う作戦でもある。
  舞台稽古終了後はスタッフの直し作業。10年振りではあるが再演なので、スタッフ・ワークにもさほど時間が掛からない。

  台風が通り過ぎて、東京もすっかり秋らしい気配になった。
  明日はゲネプロ。明後日はいよいよ初日である。

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『その場しのぎの男たち』通信

10月15日(火)

  下北沢へ(昨日も来たけど)

 本多劇場で、朝から『その場しのぎの男たち』の搬入、そして仕込みである。
 プロのスタッフさんたちに混じって劇団員の皆さん(の中で自分を若手だと思っている人)の顔も見える。道具を運んだり、アイロンを掛けたり、工具を手にプロ顔負けに働いているベテランもいる。私も「何かしなければ」との思いに駆られるが、もはや若手ではないだろう……と判断して自重した。
 夕方までに大道具は無事に建て込まれた。美術デザイナーの石井強司さんも顔を出してくださり、いつものように刷毛を手に取って、自ら大道具の色の仕上げを始められた。

 『その場しのぎの男たち』の照明デザイナーは宮野和夫さんである。音響デザイナーは石上保さんで、石井さんと合わせたこの3人には昨年の『竜馬の妻とその夫と愛人』でもお世話になった。劇団東京ヴォードヴィルショーさんの仕事の時には必ずお世話になることになる。
 音響チームは夕方までに仕込みとチェックの作業を終え、今日は早上がり。照明チームは引き続きフォーカス合わせに突入。

 東京ヴォードヴィルショーさんでの仕事は、私にとっては定点観測の様な感じである。
  何年か間があいて仕事の依頼をいただき、何年か振りで稽古場に顔を出す。そこには知った顔があり、良く知っている人間関係が変わらずにある。
  もちろん全てが同じな筈も無く、境遇の変化も、去って行く人もある。皆さんも私も同様に歳を重ねたし、今年の様に新しい世代の加入もあったりする。

  東京ヴォードヴィルショーさんで仕事をする時の感覚は、故郷を離れ何年振りかで帰郷する時の感覚に似ているのかもしれない。

  私の実家は東京だけど。

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『その場しのぎの男たち』通信

10月14日(月)

  稽古前に下北沢へ。『モンテ・クリスト伯』のアクション打ち合わせ。

  『モンテ・クリスト伯』のアクションを担当してくださるのは栗原直樹さんである。
  栗原さんは、11月にBunkamuraで上演される『シダの群れ3』や、豊島区テラヤマプロジェクトの第2弾『無頼漢(ならずもの)』、或いは井上ひさしさんの『MUSASHI』など、大小様々な舞台(そして映像)で活躍されている殺陣師である。ミュージカル・ファンには『アンナ・カレーニナ』や『スカーレット・ピンパーネル』のアクションを担当した方だ、と言えばお分かりいただけるだろうか。私は、実は今回が初対面である。
  『モンテ・クリスト伯』にも、幾つかのアクション・シークェンスが登場する。同じアレクサンドル・デュマ原作の『三銃士』の様にアクション自体が見せ場になる作品では無いのだが、物語の節目節目で主人公エドモン・ロスタンが誰かと刃を交えることになる。
  今日は稽古に先立って、それぞれのアクション・シークェンスの内容、人選、武器の選択などについて意見交換。そして稽古の進め方などについて方針を確認。

  打ち合わせを終えて『その場しのぎの男たち』の稽古場へ移動。

  『その場しのぎの男たち』は今日が稽古場最終日。明日から1週間の下北沢通いが始まる(本多劇場は下北沢にある)。その前日に下北沢で打ち合わせ。しかも待ち合わせ場所は本多劇場の前。人生とは上手く行かないものである。
  閑話休題。今日は稽古場最後の通し稽古であった。
  私が合流してから数えるほどの日にちしか過ぎていないが、芝居の仕上がりは目に見えて良くなっている。特に昨日の通し稽古が(時間も縮まり)良い出来であった。良かった日の翌日は、大抵の場合、それほど良くなかったりするものである。それは、関係者の大半が「そうなりそうだな」と予感していたことなのだが、案の定、と言うか、そうなった。

  だが「それほど良くなかった」と言っても、それは「最良の出来」であった昨日と比較すれば、のことなので、関係者一同に不安や落胆はまるでない。長くは無い期間であったにもかかわらず、今日の出来も含めて収穫と手応えの大きい稽古であった。

  明日から本多劇場である。ただし稽古は休み。皆さん有意義にお過ごしください。

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『その場しのぎの男たち』通信

10月13日(日)

  通し稽古の前に抜き稽古。

  前回と前々回の通し稽古で気になった部分を抜いて微調整。更にアクション・シークェンスのおさらい。『その場しのぎの男たち』のアクション・シークェンスの担当は渥美博さんである。
  渥美さんは、このブログではもうお馴染みのアクション・コーディネーター/殺陣師である。渥美さんの手を借りた私の演出作品は枚挙にいとまがない。なので今日はそれらの作品については触れない。
  『その場しのぎの男たち』はアクションを見せる芝居ではないのだが、渥美さんの力できびきびとしたアクション・シークェンスが出来上がった。

  抜き稽古とアクションのおさらいの後、通し稽古。

  一昨日の通し稽古の後、少し長めの時間をいただいて駄目出しをさせていただいた。その駄目出しと、今日の通し稽古前の作業とが上手く結び付いて、今日は今まで以上にタイトで緊迫感に満ちたコメディになっていた。
  上演時間は、私が合流して以後最短の1時間52分40秒であった。『その場しのぎの男たち』は途中休憩無しの1幕ものなので、最終的な上演時間は、カーテン・コールが加わっても1時間55分前後に仕上がるのではないだろうか。

  稽古後は佐藤B作さんのお誘いで、カンパニー全員で食事会。劇団ならではのアットホームさがこう言う所でも感じられて、私は大変気持ち良く仕事をさせていただいている。

  さて。明日はいよいよ稽古場最終日。

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『その場しのぎの男たち』通信

10月11日(金)

  午前中は『クリエ・ミュージカル・コレクション』の舞台美術打ち合わせ。

  『クリコレ』の美術デザイナーは中根聡子さんである。中根さんとは3年前の『ナンシー』でもご一緒した。シアタークリエでは『青猫物語』をデザインして貰っている。
  『クリコレ』はコンサートなので、ミュージカルの様な演劇的な舞台美術が要求される訳ではない。さりとて、キャストとミュージシャンがただ並んでいれば良い、と言うものでもない。それなりの雰囲気があって、機能的で、使い勝手が良くて、お洒落に見えて……。
  リクエストを出す側(つまり私)は勝手なものである。

  午後は『その場しのぎの男たち』の稽古場へ。

  今日も通し稽古。
  一部、ダブルキャストになっている配役があって、今日の時点で交代可能なところは交代して貰い、一部昨日とは異なるキャストでの通し稽古であった。
  昨日の通しと比較すると、今日は全体的にメリハリが良くなった。上演時間は1分ほどしか変わらないのだが、ドラマに疾走感、と言うか、求心力の様な物が出て来た様に感じられた。さすがは経験豊富なベテランの皆さんである。

  一方、劇団にはかなり久々となる(10年近い?  それ以上か?)研修生が入った。女性4名、男性2名の計6名で、『その場しのぎの男たち』にも、小さいながらも彼らの出番が用意されている。
  B作さんや、佐渡さんなどの創立メンバーと彼らの間には、恐らく親子以上の小さくない開きがある筈である。そんな子供の様な彼らの加入で、今まで以上に稽古場が活気づいた様に感じられる。人口密度が高まったせいもあるだろうが。

  私は日頃はプロデュース公演を主体に演出の仕事をしているので、劇団と言う形の集団での演出はとても面白い。もちろん、長年の間には煩わしいことも少なからずあるのだろうが、研修生の新規加入で、劇団であることの意味や価値みたいなことを私も再認識したのである。

  明日は稽古OFF。稽古場は残り2日。

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『その場しのぎの男たち』通信

10月10日(木)

  その場しのぎの男たちの稽古が始まっている。

  ……と言うより、最後の追い込みである。何しろ初日は10月18日(金)である。来週の明日には幕が開くのである。

  『その場しのぎの男たち』は、三谷幸喜が劇団東京ヴォードヴィルショーさんのために書き下ろした、ワン・シチュエーション(全1幕、全1場)のコメディである。
  初演は1992年で、演出は滝大作さんであった。好評につき1994年に再演され、更に2003年、劇団の創立30周年を記念する公演にも取り上げられた。滝大作さんに代わって私が演出を担当するようになったのはその時からである。

  あれ?  コレ的な文章は前回の「通信」で書いたなあ。ま、いいや。

  それはともかく、それから10年である。「10年経つ」と言うことは、今回は劇団創立40周年記念公演だ、と言うことである。
  私の不在中に稽古を進めてくださっていたのは演出助手の添田忠伸さんである。添田さんは古くからの劇団のお仲間のおひとりで、10年前の時にも演出助手を務めてくださっていた。
  添田さんのお陰で、私も安心して稽古場を留守にすることができたのである。添田さん、ありがとうございました。

  さて。

  今日はいきなり通し稽古であった。
  劇団からの報告で、既に通し稽古を挙行したことは聞いていた。だったら、今日も通した方が良いだろう。そう思ったので、その様にお願いしておいたのであった。

  稽古場のある建物に到着すると、いきなり客演の伊東四郎さんと出くわした。10年振りであるにもかかわらず、にこやかに「お久しぶりです」と声をかけてくださり、高校生の頃『みごろ! たべごろ! 笑いごろ!』を毎週欠かさず見ていた私は、稽古の始まる前から胸が一杯になってしまった(『みごろ! たべごろ! 笑いごろ!』は、一世を風靡した「デンセンマン」や「しらけ鳥」を生みだした、1970年代後半の伝説的バラエティ番組である)。

  閑話休題。10年振りに生で観た『その場しのぎの男たち』は、やはりとても良くできた喜劇であると思われた。
  伊東さんをはじめ、劇団の主宰者でもある佐藤B作さんや、佐渡稔さんなど、10年前から(実際にはそれ以前から)続投されているキャストがいらっしゃり、今回役が変わったキャスト、それに今回が初参加となるキャストがいらっしゃる。
  観ながらとても懐かしく感じたし、同時にとても新鮮にも感じた。

  通し終了後は全体で駄目出し。
  と言っても、いきなり通し稽古だけを観て駄目出しができるほど、私は有能な演出家ではない。今日の時点でのささやかな感想だけを申し上げて、明日、再び通し稽古を見せていただくことにした。

  劇団東京ヴォードヴィルショー第69回公演『その場しのぎの男たち』は、10月18日より、東京・下北沢の本多劇場にて上演。その後、各地を巡業の予定。

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