全公演終了! 『パイレート・クイーン』
1月11日(月)
梅田芸術劇場にて『パイレート・クイーン』千穐楽。ご観劇下さった皆さん、ありがとうございました。キャスト&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
『パイレート・クイーン』のことを知ったのは『竜馬の妻とその夫と愛人』のニューヨーク公演の時であった(こちらの日記参照)。その時は、よもや自分が演出することになろうとは夢にも思わなかった。
日本での上演が決定し、私に演出の依頼があったのは2年前の今頃だったと思う。クリエイティブ・チームを決めて準備をスタートし、主要キャストの選定、アンサンブルの皆さんのオーディション(こちらを参照)、2009年の6月からはアイリッシュ・ダンスのワークショップが始まり、製作発表が行われたのが夏(こちら)、そして秋口から本稽古に入った。
どんなミュージカルも、多くの時間と沢山の人々の熱意とで出来上がる。『パイレート・クイーン』も例外ではない。
「自分で演出した作品で好きな作品は何ですか?」と聞かれることが多々あるのだが、芝居作りとは「子育て」みたいな作業である。親にしてみればどの子も愛おしいのである。
が、やはり直近のものに一番愛着がある。だから今は『パイレート・クイーン』が愛おしい。やがて時間の経過と共にその作品が入れ替わって行く。春が来る頃には『レベッカ』が一番愛おしくなっているだろう。
ではまた。劇場で!
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