『レベッカ』大千穐楽
2月5日(火)
ミュージカル『レベッカ』がシアタークリエで千穐楽を迎えた。
キャスト、オーケストラ、スタッフの皆さんお疲れ様でした。ご来場、ご声援くださった皆さん、心より御礼申し上げます。
ウィーンのライムント劇場で『レベッカ』を観たのは2006年12月9日のことであった。初演は同年の9月28日だったので、そのふたつき後には早くも観劇していたことになる。
日本初演のオープニングはその1年4か月後、2008年の4月6日であった。それから既に11年近い年月が流れた。
長期に渡ってひとつの作品に取り組むことができるのは、作り手にとってはこの上ない幸せである。私の場合『ジキル&ハイド』や『ダンス オブ ヴァンパイア』『ラ・カージュ・オ・フォール』がそんな幸せな作品であった。
そこに今回『レベッカ』が加わった。今回ご覧いただいたのは8年間寝かせた『レベッカ』である。
次の『レベッカ』があるのか、ないのか。それは今は分からない。が、あって欲しいと願っている。少なくともシアタークリエの50周年では是非とも取り上げていただきたい。その時は40年物の『レベッカ』である。
豊潤でないわけが無い。
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