『クールの誕生』千穐楽
9月17日(月)
東京・渋谷のPARCO劇場にて『クールの誕生』が無事に千穐楽を迎えた。
『クールの誕生』は、稽古場も劇場入りしてからも、大変居心地の良い現場であった。年齢やキャリアの差に気兼ねすることの無い、ひとりひとりが尊重され、そして愛される、そんな現場だったからだろう。言いたいことを言い合い、それでいて節度のある付き合いができる人たちが集まっていた。
今日は千穐楽と言うこともあって、客席も舞台も、いつになく熱気を帯びていた。いつも以上に大きな笑い声と拍手を頂き、舞台上もそれに応えて、今までになく熱のこもった演技を見せた。幕開きから終幕まで、幸福な幸福な時間が流れていた。
終演後のカーテン・コール。鈴木裕樹さんの司会で、ゲストの4名、俵木藤汰さん、三鴨絵里子さん、弘中麻紀さん、永井秀樹さんが一言ずつご挨拶。そして『クールの誕生』をもってD-BOYSを卒業する加治将樹さんもご挨拶。一際大きな拍手が加治さんに贈られた。
鳴り止まぬ拍手に、キャスト一同は再度舞台に呼び戻された。スタンディング・オベーションであった。代表して喋った柳浩太郎さんの感極まった姿を、私は生涯忘れないだろう。
ご来場くださった皆さん、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。そしてキャスト&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
いつかまた、東京堂物産のモーレツ・サラリーマンたちに再会できる日が来ます様に!
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