カテゴリー「『A Live Ⅱ』」の記事

『ALive Ⅱ』のDVD

  4月に東京と大阪で行われた瀬奈じゅんさんのコンサート『ALive Ⅱ~Handsome Woman』のDVDが届いた。

  本編約82分に、約15分のスペシャル・カーテンコールの映像が付いた1枚組で、5.500円(税込)である。
  残念なことに、オープニングの「ニューヨーク・メドレー」の中の1曲「アメリカ」が著作権の都合でカットされているが、それ以外は、つまり本編のほとんどはコンサートそのままに収録されている。

  客席から眺めるのとは一味違う角度やクローズ・アップで、歌い踊るあさちゃんを、『ALive Ⅱ』を、思う存分楽しませてもらうことにする。

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『ALive Ⅱ』通信 大阪編・最終回

4月10日(日)

  4月1日に赤坂ACTシアターで始まった瀬奈じゅんConcert『ALive Ⅱ~Handsome Woman』も、本日遂に大千穐楽。回を増すごとに盛り上がりを増し、今日のNHKホール大阪も昨日以上に熱かった。

  『ALive Ⅱ』は、私にとっても忘れられない作品になった。それはあの震災に因るところが大きい。が、震災に伴う様々な困難が忘れられないのではなく、その困難を乗り越えるために人々が連帯している、と言う事実が忘れ難いのである。
  初めは稽古場内での小さな連帯であった。が、たとえ小さくても、その連帯が『ALive Ⅱ』の参加者ひとりひとりをどんなに力づけたことか。
  初日が開くと、舞台と客席の間により大きな連帯が生まれた。更に、幕が降りた後も、義援金箱を持ってロビーに立つ瀬奈さんを中心に、劇場の枠を超えた連帯があった。

  『ALive Ⅱ』を通して私が得たのは、「人間はひとりでは生きられない」と言う、ごく当たり前の教訓であった。私は『ALive Ⅱ』に、「多くの困難から目を背けないことの大切さ」を教えられた。人と人の出会いに、人と人を出会わせてくれる劇場に、いま改めて感謝したい。

  大阪から帰京する新幹線の中で、名古屋での『ウェディング・シンガー』を終えた井上芳雄さんと偶然遭遇した。チーム『ウェディング・シンガー』は、引き続き各地の劇場に出かけている。

  いつまでも、劇場が「人と人を繋ぐ場所」であり続けます様に。

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『ALive Ⅱ』通信 大阪編

4月9日(土)

 『ALive Ⅱ』大阪初日。

 ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。昼、夜、共に大変な盛り上がりで、キャスト&スタッフ一同、それに大いに元気づけられました。特に、夜の部の「Apassionado!!」以降。場内総立ちであった。
 客席の熱気は舞台上をヒートアップさせる。ヒートアップした舞台が客席を更に熱くする。これはライヴの理想的な形だと思うが、『ALive Ⅱ』では毎回、この舞台と客席の理想的な(と同時に奇跡的な)関係を見ることができた。

 そんな『ALive Ⅱ』も遂に明日で大千穐楽。最後の瞬間まで無事であります様に。

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『ALive Ⅱ』通信 大阪編

4月8日(金)

 大阪に来ている。『ALive Ⅱ』大阪公演のためである。

 『ALive Ⅱ』の大阪公演は谷町四丁目のNHK大阪ホールで行われる。私は初めて訪れる劇場なのだが、東京の会場だった赤坂ACTシアターとはまた違った、木の温もりが感じられる柔らかな雰囲気の空間である。それが『ALive Ⅱ』にどう作用するのか、とても楽しみである。
 今日は終日スタッフ・ワーク。朝から搬入・仕込み、そして諸々の作業。キャストは明日の朝イチから、場当たりを兼ねたサウンド・チェック。ただし、明日は昼夜2回公演なので、持ち時間はごく僅か。とても全曲を当たっている暇はない。

 と言うわけで『ALive Ⅱ』大阪公演、初日の明日は12:30と17:30の2回公演である。劇場近くの大阪城公園の桜も今が正に見ごろである。お待ちしています。

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『ALive Ⅱ』東京千穐楽

4月5日(火)

  1日より始まった『ALive Ⅱ』、本日無事に千穐楽。ご来場下さった皆さん、本当にありがとうございました。
  引き続き『ALive Ⅱ』は大阪で、4月9日、10日と公演される。残すところ3ステージであるが、回を重ねるごとにメリハリ、緩急と言った部分がこなれて更に良いショーになった『ALive Ⅱ』である。大阪ではもっともっと良くなるだろう。

  赤坂ACTシアターには連日大勢のお客様に越しいただいた。少なくとも東京では、劇場へ出かける余裕が戻りつつある、と感じた。が、チケットをお求めになったのにご来場いただけなかったお客様も毎公演いらっしゃった。

  劇場に出かけることを心の底から楽しめる日が、1日も早く訪れます様に。

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『ALive Ⅱ』通信 初日

4月1日(金)

  朝から照明の直し。照明デザイナーの原田保さんは、より良い明りを目指して貪欲である。
  お昼から、昨日消化しきれなかった部分の舞台稽古。更にその後、通し舞台稽古(ゲネプロ)。ゲネプロ終了後も、原田さんは開場時間まで明かりを直していた(終演後も)。

  『ALive Ⅱ』は開演の45分前にロビーが開場し、30分前には客席も開場となる。初日の今日は沢山のお客様がご来場下さった。
  定刻通り、19時に開演し、休憩なしで1時間20分余り。コンパクトではあるが、今やれることを精一杯やり切った、我々としては悔いのないショーに仕上がった。

  今日は瀬奈じゅんさんのお誕生日であった。今の時期なので盛大に祝うことは準備していなかったのだが、せめてみんなで「ハッピー・バースデイ」を歌おう、と言う話になり、カーテン・コールで、瀬奈さん以外のキャストとお客様とで、アカペラで合唱をした。
  それはとても感動的なひと時だったのだが、感極まった瀬奈さんが大切なインフォメーションを忘れて舞台を降りてしまった。終演後、瀬奈さんは募金箱を持って劇場ホワイエに立つ手筈なのだが、そのことをお客様に告げずにホワイエに向かってしまったのである。
  そのことを告げられなかったお客様は、当然のことながら拍手を続けて席を立とうとなさらない。止むに止まれず、私が緞帳前に出て事の次第を説明する羽目になった。

  募金は強制でも何でも無いが、大変多くのお客様のお心が集まった。瀬奈さんは明日以降も毎日、終演後のロビーに立つ。

  これで『ALive Ⅱ』通信はお終いである。ご愛読いただきありがとうございました。次は『GWTW』通信。本格的なスタートは今月下旬の予定である。

  赤坂ACTシアターの前では枝垂桜「三春桜」がたわわに花を開いていた。どんなに切ない年にも春は訪れるのである。

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『ALive Ⅱ』通信 ミニ

3月31日(木)

  朝から照明合わせ、そしてサウンド・チェック。15時より舞台稽古。最後のブロックが残る。
  明日は今日残った所を稽古した後、GP。そして初日。19時開演。

  赤坂ACTシアターでお待ちしています。

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『ALive Ⅱ』通信

3月30日(水)

  赤坂ACTシアターへ。

  赤坂ACTシアターでの仕事は2008年の『フラガール』以来である。観客としては『シカゴ』や『ALive』を観ているが。
  今日は終日スタッフ・ワーク。大道具、照明、音響の仕込み、照明のフォーカス合わせ、音響の調整、楽器のセッティング、衣裳のスタンバイ……などなどである。これはコンサートもミュージカルも変わらない。

  明日は朝から照明合わせ、そしてサウンド・チェック。その後、舞台稽古である。コンサートとしては持ち時間は潤沢な方であるが、それでも慌ただしい1日になるだろう。

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『ウェディング・シンガー』東京公演千穐楽 そして『ALive Ⅱ』通信

3月29日(火)

  シアタークリエの『ウェディング・シンガー』が千穐楽。

  この日を迎えられたことを、何はともあれ喜びたい。キャスト&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。『ウェディング・シンガー』の灯を灯し続けてくださって、ありがとうございました。
  劇場にお運びくださった皆さん、そしてそれが敵わなかった皆さん、『ウェディング・シンガー』を愛して下さった全ての皆さんに感謝いたします。皆さんに「幸あれ~!」

  『ALive Ⅱ』は稽古場最終日。

  一部衣裳も着用して、2度目のオケ付き通し稽古であった。
  昨日も記したが、見応えのあるショーに仕上がったと思う。が、キャストにとっては、これは結構ハードなショーである(特に瀬奈さんは)。
  明日からスタッフは赤坂ACTシアターに入る。稽古はOFFなので、キャストの皆さんは、せめて明日は休息を。

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『ALive Ⅱ』通信

3月28日(月)

  オケ付き通し稽古。

  見応えのある、密度の濃いショーに仕上がったと思う。上演時間は、昨日の予想よりちょっと短いかもしれないが。
  通し稽古後は振付の皆さんからの駄目出し。その後、駄目出しで頂いた課題を修正。更にその後、瀬奈さんの衣裳合わせ。

  『ALive Ⅱ』は『ALive』の続きではない。『ALive』の先にあるものである。今の瀬奈さんにしか歌えない歌を、踊れない踊りを、このキャストにしかできないことを、今の私たちにしか作れないショーを、心を籠めて作ったつもりである。

  ひとりでも多くのお客様が、劇場にお越しいただける余裕を取り戻されることを願っている。

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