『ダンス オブ ヴァンパイア』が帰ってくる!!
ゴシック・ホラー・ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が帰ってくる!!
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1月20日(月)
ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が梅田芸術劇場メインホールで2019/20年ツアーの大千穐楽を迎えた。
帝劇の初日からふた月半余り。キャスト、オーケストラ、スタッフの皆さん、長丁場の公演お疲れさまでした。そして各地でご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。
東京の千穐楽の日にウィーン劇場協会の皆さんと会食した時のことである。
「あなた(山田)は我々(ウィーン劇場協会)の『TDV』を観ましたか」と言う話になり、「もちろん観ました」と答えると「1幕の“赤いブーツのダンス”はありましたか?」と問い返された。
私は何を聞かれているのかさっぱり分からなかったのだが、よくよく話を聞いてみると、なんと! ウィーンでの初演時には“赤いブーツのダンス”場面は存在しなかったのだという。驚愕の新事実である。
こんな話も出た。
「『TDV』はウィーンでも長年に渡って愛され続けている。しかし、だからと言っていつまでも“初演の時のまま”では観客は満足しない。常に“新しいヴァージョン”が求められている。と同時に“以前と同じである”ことも求められるのだ」と。
今期の日本版『TDV』は、まさに“以前と同じ”ニュー・ヴァージョンであった。
さて。
私たちの『TDV』が再び日の目を見ることはあるのだろうか? 今の私にはその答えは分からない。が、あって欲しい、と思う。
ものすご~く苦労して作り上げたニュー・ヴァージョンなので。
11月27日(水)
11月5日に開幕した『ダンス オブ ヴァンパイア』東京公演が千穐楽を迎えた。
ご来場、ご声援くださった皆さん、ありがとうございました。キャスト、オーケストラ、スタッフほか、関係者の皆さん、お疲れさまでした。
今日の客席は『ダンス オブ ヴァンパイア』の千穐楽に相応しく賑やかで活気に満ちていた。そのエネルギーに背中を押されたように、キャストのひとりひとりもとても生き生きと演じているように見受けられた。
カーテンコールではキャストを代表して山口さんがご挨拶。山口さんには珍しく、オーケストラを巻き込んだ“ちょっびり手の込んだ”ご挨拶であった(昨日と今日のカーテン・コールの様子はYou Tubeの“Toho Channel”にUPされている。それはこちらとこちら)。
終演後は舞台裏で三本締め。ウィーン劇場協会から総監督のフランツ・パタイさんやミュージカル部門監督のクリスティアン・シュトルペックさんも駆けつけてくださった。
『ダンス オブ ヴァンパイア』はこのあと名古屋、福岡、大阪へと赴く。
まずは名古屋。御園座で12月15日(日)の開幕である。
『ダンス オブ ヴァンパイア』は“常習性の極めて強い演目”であるらしい。ひとたびその魅力に取りつかれると何度でも繰り返し観たくなってしまうのであるらしい。
……御園座でお待ちしています。
11月6日(水)
公演2日目。ダブルキャストの桜井さん、東さん、そしてヴァンパイア・ダンサー/佐藤さんの初日である。
今日は夜公演であった。『ダンス オブ ヴァンパイア』カンパニーの皆さんは久しぶりにゆっくりとできたのではないかと思う。
今日は本番の前に全体での稽古やノートはないので、各自が楽屋入りしたい時刻に入り、それぞれのペースでウォーミング・アップ。そして開演時刻を迎える。今日も沢山のお客様にお越しいただいた。
今日が初日の3人はしっかりとその実力を出したと思う。“既に周囲が初日を終えている”という環境の中で、これは簡単なことではなかったはずである。客席も昨日と同様に暖かく、そのことも3人を勇気づけたかも知れない。
相葉さんのアルフレートと東さんのアルフレートはかなり印象が違っている。神田さんのサラと桜井さんのサラも同様で、これこそダブルキャストの醍醐味だと思う。そして“伯爵の影”ヴァンパイア・ダンサーの森山さんと佐藤さんも。ぜひ両方のキャストを見比べていただきたいと思う。
これで2019年の『TDV』通信は終了である。ご愛読ありがとうございました。今後は不定期で、何か書くべきことがあった場合に更新します。
ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』東京公演は11月27日まで。東京公演を終えると名古屋、福岡、そして大阪へ参ります。
お見逃しなく!
11月5日(火)
まず2回目のゲネプロ。
2日半の舞台稽古に続いてゲネプロ2回である。そしてその夜には初日。肉体的にも精神的にもなかなかハードなスケジュールである。
が、短期間のうちに全セクションで稽古を繰り返すことになるので作品の精度は確実に上がる。その過酷な仕事に取り組んでくださったキャスト、オーケストラ、公演スタッフ、劇場スタッフの全員に感謝を申し上げたい。
2回目のゲネプロを終えて大急ぎでノート(ダメ出し)。休む間もなく初日のお祓い。公演の安全と成功を祈願する。全体で行うメニューはここまで。あとは開演までそれぞれの時間を過ごすことになる。
そして初日。
沢山のお客様がご来場くださった。2回のゲネプロを終えて仕上がりにはそれなりに自信を持ってはいたが、お客様がそれをどう受け止めてくださるかは別の話である。
しかし今日のお客様は大変暖かくご観劇くださった(恐らく以前に『ダンス オブ ヴァンパイア』をご覧くださった方も大勢いらしたのだと思われる)そのお陰もあって、初日にもかかわらずキャスト一同とても伸び伸びと演じているように見えた。
明日はダブルキャストもうひと組、桜井玲香さん、東啓介さん、佐藤洋介さんの初日。今日と同様に素晴らしい初日になりますように!
リー君ムービーも続々と新作が登場。目が離せません。
11月4日(月)
舞台稽古3日目。
2幕の後半~カーテンコールまで。限られた時間の中でバタバタとしつつも、“劇場入りしてからでないと処理できない”部分を可能な限りつぶす。
そしてゲネプロ。今までの楽しさと興奮にスケールと風格の加わった『ダンス オブ ヴァンパイア』に仕上がった……のではないかと思う。が、課題はまだ残っている。それらに決着をつけて明日を迎えたい。
明日は初日。その前に2回目のゲネプロ……の予定。
では、リー君から初日直前のプレゼントをどうぞ(こちらから)。
11月3日(日)
舞台稽古2日目。
昨日の続き。1幕の後半から2幕の中盤まで。
思わぬところで時間を取られたり、意外な部分で巻き返したり……スリルに満ちた2日目であった。
舞台稽古の後、道具調べ/照明合わせの続き。
ひとつ残念なお知らせが。
ヴァンパイア・ダンサーズの花岡麻里名さんが体調不良のために休演。代わりに横山博子さんが出演する。
花岡さんの1日も早い回復を祈りたい。
11月2日(土)
舞台稽古1日目。
まずスタッフのみでテクリハ。その後、舞台上と舞台裏のオリエンテーション。舞台監督の廣田さんから諸々の注意を受ける。そして舞台稽古に突入。幕開きより順序よくメニューを消化して行く。
仕込みから舞台稽古の期間、劇場のロビーは様々な物であふれ返っている。
小道具であったり音響機材であったりフライヤーの束であったり……であるが、初日が近づくにつれてそれらが少しずつ片づけられる。ロビーが片づいてくると“初日も目前”ということである。
帝劇のロビーも少しずつお客様をお迎えする態勢になってきた。“『ダンス オブ ヴァンパイア』らしいロビー”と言えば、以前にご覧いただいたことのある方にはご想像いただけるだろうか?
ところで、秋の褒章が発表され、『ダンス オブ ヴァンパイア』の美術デザイナーである松井るみさんが紫綬褒章を受章された。
るみさん、おめでとうございます!
11月1日(金)
午前中はオーケストラと音響チームのサウンドチェック。午後は道具調べ/照明合わせの続き。
劇場入りする以前に机上で計画された“舞台美術の見え方”や“転換方法”などが想像していた以上に素晴らしく、クリエイティブ・チーム一同大いに盛り上がる。
そして帝劇の正面では『ダンス オブ ヴァンパイア』仕様のラッピングが完成。お客様をお迎えする日が刻一刻と近づいてきた。
明日は舞台稽古。
10月31日(木)
私のPCはデスクトップの背景に毎日新しい写真が表示される設定になっている。今朝PCを立ち上げて写し出されたのは“太陽光に羽を透かせて飛翔するコウモリの群れ”であった。
……ちょっとビビった。
それはともかく、帝劇は道具調べ/照明合わせデー。その合間にオーケストラ・ピットの設営や音響チームのサウンドチェックなどが入ってくる。
今回の『ダンス オブ ヴァンパイア』は舞台美術と照明のデザインが全面的にリニューアル。この部分の作業に関しては完全に新作のそれである。そうなるとやはりタイムテーブル通りにはなかなか進まない。さすがのミス・オンタイムも処置なしである。
話は変わるが、様々な演劇情報を届けてくださる「げきぴあ」さんが『ダンス オブ ヴァンパイア』のキャストインタビューや稽古場レポートなどをUPしてくださっている。「事前情報なしで観劇したい」という方以外はどうぞご覧ください(こちらから)。
そしてカーテンコール名物「みんなで踊ろう」コーナーの“振り付け予習用ムービー”がようやく届いた(それはこちら)。
お時間の許す方はぜひ予習してご来場くださいませ。
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