『風と共に去りぬ』千穐楽 そして『三銃士』通信
7月10日(日)
6月3日に大阪の梅田芸術劇場メインホールで幕を開けた『風と共に去りぬ』も、本日遂に千穐楽。ご来場下さった皆さん、本当にありがとうございました。
そしてキャスト&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。この『風と共に去りぬ』は、私にとっても忘れ難い大切な作品の1本となりました。
10年前、帝劇90周年の年に、私はミュージカル版の『風と共に去りぬ』に係わった。その年(2001年)帝劇では全部で9本の作品が上演されたが、その内の5本はミュージカルでは無かった。
ここ数年は、帝劇でのストレート・プレイの上演は「年に1本あるか無いか」である。そう言う流れの中で、今回、帝劇でストレート・プレイの新作に係われたのは本当に嬉しかった。
新しい時代に相応しい新しいストレート・プレイが、今後も帝劇で上演され続けることを願っている。
さて。
『三銃士』は今日もオケ合わせ。昨日の続きで2幕の後半を合わせる。その後、オーケストラで通し稽古。
今日の通し稽古は、このカンパニーの潜在能力の高さをまざまざと見せつけてくれた。決して潤沢とは言えない稽古期間にもかかわらず、『三銃士』は日々確実に進歩、進化している。
稽古では全体をざっくりと作ることを優先し、細部の工夫は個々のキャストに委ねて来たのだが、その細部が着実に豊かになっているのである。それが何よりも嬉しい。
明日は稽古場最終日。初日まであと7日である。
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