『パイレート・クイーン』西へ!
12月29日(火)
大阪に来ている。梅田芸術劇場メインホールである。
この劇場は、以前は梅田コマ劇場という名前であった。その前は劇場飛天と言った。経営が変わって今の名前になったのである。
この劇場の杮(こけら)落とし公演は『孤愁の岸』で、私はその舞台監督を務めていた。そのことは以前も記したと思うが、調べてみたら、それは18年も前のことであった。もうふた昔も前のことである。
さて、『パイレート・クイーン』である。
梅芸のメインホールは、帝劇に勝るとも劣らない大劇場である。帝劇と異なり1階席にも傾斜があるので、帝劇とはまた違った舞台の見え方である。2階席、3階席ではサイドのバルコニーがかなり舞台近くまで張り出しており、ここからの眺めも帝劇にはなかったものである。
全体的に、帝劇と比べると舞台が近く感じられる、と言うのが各スタッフの一致した意見であった。
昨日まではスタッフだけでの作業が続いていたのだが、今日からはキャスト、ミュージシャンが加わって、いよいよ舞台稽古である。明日、明後日と舞台稽古は続き、順調に進めば通し舞台稽古(ゲネプロ)は大晦日である。初日は1月1日で、つまり我々には年末休みも正月休みもないのであった。
しかしそれは、この仕事をする者にとっては当たり前のことである。むしろ「ありがたい」と言うべきであろう。
『パイレート・クイーン』大阪公演の初日にはスペシャル・カーテンコールが行われる。その他にも様々なお楽しみが用意されるらしい(詳細はこちら)。
どうぞ劇場にお運びください。お待ちしています。
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