『アニー』2026 Weekly
4月3日(金)
立ち稽古が進行中。
『アニー』や『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』のように10年を超えて繰り返し上演されている作品の場合、稽古をしながら以前の上演時とは異なる感覚になることがある。
どちらの作品もジャンルはミュージカル・コメディで、どちらの作品にも物語の発端には分断された人々がいて、それが物語の終わりには価値観の違いを乗り越えてひとつになる。
私たちはもっともっと良い世界を作ることができる。どちらもそんなメッセージが込められたハッピー・エンドのミュージカルである。
どの作品でも初演のプロダクションを立ち上げる時には、その作品のメッセージをどのようにしてお客様に届けるかを思案しながら取り組む。この2作品でももちろんそうで、そのメッセージは皆さんにお持ち帰りいただけたのではないか、と感じていた。そして世界は少しずつ良い方向に向かう……そう信じていた。
しかし、現実の世界は10年前には想像もしていなかった様相を見せている。世界は明らかに良くない方向に向かっている。『アニー』や『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が持つ楽天性を、私自身が楽天的に信じていたことに(特に今年は)気づかされ、同時に、では私たちがやらなければいけないこと何なのか……。そんな感覚になるのである。
世界が理性と良識を取り戻しますように。
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