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『ジキル&ハイド』2026 Weekly

2月23日(月)

 立ち稽古はラストシーンまでたどり着いた。

 今までのヴァージョンのいいところ(と私たちが感じている部分)と、今までとは異なる新たな魅力(と私たちが感じた部分)の双方を備えた『ジキルハイド』が生まれつつある。

 ジキル/ハイド役の柿澤さんが稽古の合間にボソッと「これはもう新作だな……」とつぶやいたことがあった。今回から新演出になるのだから、それはまあ当然なつぶやきなのだが、別の日にはボソッと「今回は新作なんじゃなかったっけ?」とつぶやいた。

 つまりはそういうことなのである。どちらの柿澤さんも正しい。

 以前、鹿賀丈史さん(日本初演でジキル/ハイドを演じた)が「この役は30代で演じたかった」とおっしゃるのを聞いたことがある。体力も気力も求められるタフな役だ、ということだと思うが、初演時、鹿賀さんは50代に入ったところであった。
 今回のジキル/ハイド役のお2人は当時の鹿賀さんよりひと回りほど下なのだが、経験者である柿澤さんは「体力的にも精神的にも、そして喉もギリギリの状態で千穐楽まで何とか終えて生還した思い出があります」と製作発表で語っていた。

 俳優がギリギリのところで表現に挑む『ジキルハイド』

 観る人の魂を揺さぶらないわけがない。

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