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『THE BEST/New HISTORY COMING』通信

1月14日(火)

 歌稽古。そして振り付け。

 毎日同じことを記しているが、毎日同じことをやっているのでご理解いただきたい。明日以降も同じことをやって行くので、明日以降も同じことを記すことになるはずである。

 そうこうしている内に帝劇ビルB1の「丸亀製麺」が本日をもって営業を終了。これから先、B1では「ナチュラルローソン」だけが頼みの綱である。ナチュロは「2月28日(金)までの営業」を宣言している。

 頼りにしてます。

 (前日の続き)帝劇での演出作品3本目はミュージカル風と共に去りぬ(2001年7~8月)である。『風と共に去りぬ』は現・帝劇にとても所縁のある作品で、菊田一夫さんの製作・脚本・演出による世界初の舞台化は現・帝劇開場時の目玉作品であった。ただしそれはミュージカルではない。
 そのストレートプレイ版の『風と共に去りぬ』の成功を受けてミュージカル化されたのが『スカーレット』(1970年1~3月公演)で、その『スカーレット』とは別に新たにミュージカル化された(2つ目の)ヴァージョンが私たちの『風と共に去りぬ』である(ややこしくてすみません)。

 私たちの『風と共に去りぬ』『ローマの休日』の成功を受けての「オリジナル・ミュージカル第2弾」と言う位置づけであった。主人公のスカーレット・オハラは大地真央さん、レット・バトラーは山口祐一郎さんで、『ローマの休日』のコンビが続投していることからもそのことが伺える。
 帝劇をはじめとする大劇場のレパートリーがミュージカルに移行していく中で「翻訳ミュージカルではないオリジナルのミュージカルを作る」機運が高まり、「その努力を単発で終わらせない」意識も生まれてくるのである。(つづく)

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