『THE BEST/New HISTORY COMING』通信
1月25日(土)
歌稽古。
今日も新たに顔を出してくださった方が。中にはこのコンサートのお陰で久しぶりにお目にかかれた方も。今はまだ1人ずつバラバラにいらっしゃているが、皆さんが一堂に会する日もそう遠くないだろう。
そしてアンサンブルさんの衣裳合わせ。
1人1人の点数は決して多くはないのだが、それなりの人数なのでやはり一日仕事に。
今日は階段を使わなかったなぁ……。
(前日よりつづく)帝劇での演出作品13本目は『エニシング・ゴーズ』(2013年10月公演)である。『エニシング・ゴーズ』は1934年に初演されたブロードウェイ・ミュージカルのクラッシックで、現在上演されているのは1987年のリヴァイヴァルに際して改定されたヴァージョンである。日本初演は1989年で、私たちの帝劇版は日本では3ヴァージョン目の『エニシング・ゴーズ』であった。
他愛ないドタバタなストーリーがコール・ポーター作詞・作曲の名曲に乗って繰り広げられるコメディであるが、こういう作品の上演が実は一番難しいと感じる。ロマンティックなデュエット、エキサイティングなタップダンス、1930年代のファッション、そしてジョーク満載の台詞。どれひとつとっても現代の日本で上手くやるのは難しい。
その困難に果敢に挑戦したキャストの皆さん……瀬奈じゅんさん、鹿賀丈史さん、田代万里生さん、保坂知寿さん、大澄賢也さん、吉野圭吾さん、すみれさん、玉置成実さん……の奮闘に拍手。(つづく)
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