『THE BEST/New HISTORY COMING』通信
1月21日(火)
歌稽古。そして振り付け。
振付チーム5人の中でただひとり登場していなかった本間憲一さんがついに稽古場に。陽気で賑やかなナンバーが、本間マジックで(またそれか……)
振付チームにお願いをしているナンバーの大半はアンサンブルの皆さんが活躍するナンバーである。これまでに手を付けたそれらの場面を観た感想は「ミュージカルがもっと好きになる!」である(個人の感想です)。
(前日よりつづく)帝劇での演出作品9本目は『レベッカ』(2010年4~5月公演)である。『レベッカ』は『エリザベート』『モーツァルト!』に続くミヒャエル・クンツェさん(脚本・作詞)とシルヴェスター・リーヴァイさん(音楽)による新作であったが、日本初演(2008年)にあたって選ばれた劇場はシアタークリエであった。ウィーンで大劇場作品として生み出された『レベッカ』を、大劇場的なスペクタクルを抑制して「人間ドラマ」として上演しようという試みであった。
2010年の再演にあたって劇場が帝劇に変わり(梅田芸術劇場メインホール、中日劇場でも)、帝劇のスケールを生かした大劇場版が新たに作られた。更に2019年の再々演ではクリエに戻り、それが3つ目のヴァージョン(初演とは異なる新演出版)である。
これを「演出家泣かせ」と言う。(言いません!)(つづく)
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