『THE BEST/New HISTORY COMING』通信
1月29日(水)
ツアーに出ていたキャストが続々と帰ってきてくれて、稽古場がますます賑やかに。
というわけで、さっそく「全員が登場するナンバー」をステージング。それから帰ってきた皆さんの「まだ手を付けていなかったナンバー」もステージング。更に「アンサンブルさんが先行していたナンバー」にレギュラーキャストの皆さんをドッキング。
稽古でやるべきことが一気に増えて、稽古場は賑やかになっただけでなく慌ただしくもなった。ショー・ビジネスらしくなってきた!(追い込まれるとアドレナリンが出るタイプ?)
(前日よりつづく)帝劇での演出作品16本目は舞台『キングダム』(2023年2月公演)である。実写映画版でもお馴染みの大人気コミックの舞台化で、豪華なキャストが一瞬「ミュージカルか!?」と錯覚させるがミュージカルではない。骨太なドラマと目の前で繰り広げられる激しいアクションが大きな見せ場となっていた。
舞台『キングダム』は現・帝劇最後の新作ストレートプレイであった。心がけたことは「原作ファンの皆さんの期待に応えること」、そして「帝劇に相応しいスケールを維持すること」。キャストの熱演とクリエイティブ・チームの創意によってそれは達成できていたのではないかと思う。(つづく)
| 固定リンク
コメント