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『THE BEST/New HISTORY COMING』通信

1月10日(金)

 帝劇では現在『レ・ミゼラブル』が公演中。
 私たちが稽古場への行き帰りに利用するエレベーターは、『レ・ミ……』のキャストが楽屋と舞台を往き来するエレベーターと共用である。なので、エレベータの中で警部さんや学生さん、宿屋の親父やマダムなどと乗り合わせることが時々起こる。

 帝劇あるある……のひとつである。

 私たちは今日も歌稽古とステージング。
 今日の振付担当は大澄賢也さん。乗りの良い楽しいナンバーが、大澄マジックで“5割増し”くらい楽しくなった感じ。

 『THE BEST/New HISTORY COMING』のクリエイティブ・チームをご紹介しておくと、舞台美術デザイナーの松井るみさん、照明デザイナーの古澤英紀さん、音響デザイナーの秋山正大さん、映像デザイナーの九頭竜ちあきさん、衣裳デザイナーの十川ヒロコさん、ヘアメイク・デザイナーの富岡克之さんである(古澤さんと秋山さんは、帝劇のスタッフとして長年に渡って帝劇公演を支えていらした)。

 このチームで帝劇のラストに相応しいコンサートに仕上げたい。

 (前日よりつづく)見習い期間を終え、東宝の演出部として最初に付いた作品は東京宝塚劇場の『女のたたかい』(1984年9月公演)であった。その後はしばらく同劇場の作品が続き、帝劇作品に初めて付いたのは『孤愁の岸』(面接に備えて観に行った!)の再演(1985年5~6月公演)であった。
 以後(2002年までの間に)演出部・演出助手として付いた帝劇作品は20本。そのほとんどは商業演劇で(時代を感じます)、ミュージカルは『屋根の上のヴァイオリン弾き』(3人のテヴィエ=森繁久彌さん、上条恒彦さん、西田敏行さんとご一緒した)と、演出助手を務めた『シー・ラヴズ・ミー』(1995年初演)の2作品のみであった。(つづく)
 

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