『アニー』2024 Weekly
3月18日(月)
1幕を順調に稽古中。
私が『アニー』の演出を担当してから(2017年から)今年で8年である。その内、2020年は全公演が中止、2021年と2022年は短縮版での上演であった。なので完全版(と言うのも変なのだが、短縮されていない本来の『アニー』)での上演はまだ5回目なのである。
公演中止や短縮版での上演は新型コロナ感染症の影響による措置であった。今年初めて『アニー』に触れるお客様もいらっしゃると思われるので記しておきます(その時期のブログも残されているので、ご興味のある方はこの記事右側のカテゴリー欄にある『アニー』をクリックしてご覧ください)。
昨年に続いて今年も本来の稽古場に戻っている。「本来の」と言うのは、ダブルキャストになっている子供たち(「チームバケツ」と「チームモップ」)が一緒に稽古している状態のことを言っている。コロナ禍の影響が大きかった2020年~2022年は両チームが稽古場で顔を合わせないように稽古メニューが組まれていた。
やはり本来の稽古場は賑やかで楽しい。子供たちは「自分ではない方のチーム」が稽古をしている場面を前から見て、自分たちがやっていることの意味や効果を知ることができるし、我々は同じ説明を2度行う必要がない(かなり嬉しい)。
笑い声の絶えない稽古場は良いものである。
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