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2023年12月の記事

山田和也演出作品

1995年 『君となら~Nobody Else But You』 PARCO劇場
      『毒薬と老嬢』 東京芸術劇場小ホール2
1996年 『夫婦善哉』 三越劇場
      『少年隊ミュージカル/Playzone ’96 RHYTHM』 青山劇場、他
      『巌流島』 PARCO劇場、他
      『笑の大学』 青山円形劇場、他 ※読売演劇賞最優秀作品賞受賞
1997年 『佐渡島他吉の生涯」』 御園座
      『バイ・マイセルフ』 PARCO劇場
      『君となら~Nobody Else But You ’97』 PARCO劇場、他
      『六十の手習い』 名鉄ホール
1998年 『満ち足りぬ月』 名鉄ホール
      『サウンド・オブ・ミュージック』 日生劇場
      『笑の大学』 PARCO劇場、他
      『きららの指輪たち』 PARCO劇場、他
      『ローマの休日』 青山劇場、劇場飛天 ※菊田一夫演劇賞大賞受賞
1999年 『パパに乾杯』 新国立劇場小劇場、他
      『南太平洋』 青山劇場
      『ローマの休日』 中日劇場、博多座
      『そして誰もいなくなった』 東京グローブ座
      『兵士の物語』 サイトウ・キネン・フェスティバル松本
      『マディソン郡の橋』 アートスフィア、他
      『春朧』 帝国劇場
      『I Do! I Do!』 アートスフィア、他
2000年 『私だって!』 三越劇場
      『ローマの休日』 帝国劇場
      『そして誰もいなくなった』 アートスフィア、他
      『サウンド・オブ・ミュージック』 劇場飛天
      『シェルブールの雨傘』 アートスフィア、他
      『竜馬の妻とその夫と愛人』 本多劇場、他
      『世界中がアイ・ラヴ・ユー』 アートスフィア
2001年 『兵士の物語』 PARCO劇場、他
      『パパに乾杯』 博品館劇場、他
      『ラ・テラス』 PARCO劇場、他
      『マディソン郡の橋』 ACTシアター、他
      『風と共に去りぬ』 帝国劇場
      『ジキル&ハイド』 日生劇場、他
      『蜘蛛の巣』 東京グローブ座
2002年 『チャーリー・ガール』 帝国劇場、梅田コマ劇場
      『鹿鳴館』 ル・テアトル銀座
      『I Do! I Do!』 アートスフィア、他
      『春が来た』 ル・テアトル銀座、他
      『佐渡島他吉の生涯』 明治座
      『検察側の証人』 ル・テアトル銀座、他
      『エデンの南』 青山円形劇場、他
      『風と共に去りぬ』 梅田コマ劇場
2003年 『ジキル&ハイド』 日生劇場
      『シェルブールの雨傘』 グロープ座、他
      『ミー&マイガール』 帝国劇場
      『風と共に去りぬ』 中日劇場、帝国劇場
      『謎の下宿人~サンセット・アパート~』 PARCO劇場、他
      『I Do! I Do!』地方公演のみ
      『シンデレラストーリー』 青山劇場、他
      『I Love You 愛の果ては?』 アートスフィア、他
      『その場しのぎの男たち』 本多劇場、他
      『イーストウィックの魔女たち』 帝国劇場
2004年 『鹿鳴館』 ル・テアトル銀座
      『GOOD』 PARCO劇場、他
      『サウンド・オブ・ミュージック』 博多座
      『浪人街』 青山劇場
      『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー~パパと呼ばないで』 ル・テアトル銀座
      『I Love You愛の果ては?』 PARCO劇場、他
      『虹の橋』 御園座
      『ナイル殺人事件』 ル・テアトル銀座
      『大騒動の小さな家』 新国立劇場中劇場、他
2005年 『I Do! I Do! 結婚物語』 東京芸術劇場中ホール、他
      『メリー・ウィドー』 オーチャード・ホール
      『シンデレラストーリー』 ル・テアトル銀座、他
      『五瓣の椿』 明治座
      『イーストウィックの魔女たち』 博多座
      『好色一代女』 ル・テアトル銀座、他
      『竜馬の妻とその夫と愛人』 紀伊国屋ホール、他
      『ジキル&ハイド』 日生劇場
2006年 『竜馬の妻とその夫と愛人/U-40バージョン』  ザ・スズナリ
      『ハゲレット』  紀伊國屋ホール、他
      『ミー&マイガール』  帝国劇場
      『ダンス  オブ  ヴァンパイア』  帝国劇場
      『プライベート・ライヴズ』 青山円形劇場、他
      『風と共に去りぬ』  博多座
      『竜馬の妻とその夫と愛人』  ニューヨーク/ジャパン・ソサエティ
2007年 『メモリーズ~かつてすごし日々を愛でるということ~』  シアターアプル
      『グッドラック、ハリウッド』 紀伊國屋サザンシアター、他
      『ジキル&ハイド』  日生劇場、他
      創作舞踊劇場『マクベスより「予言」~夢にかける情熱と不安についての物語』 ル・テアトル銀座
      『ザ・ヒットパレード~ショウと私を愛した夫~』  ル・テアトル銀座
      『イーストウィックの魔女たち』  帝国劇場
      『エキストラ』(演出・三谷幸喜/演出補・山田和也) 紀伊國屋サザンシアター、他
2008年 『ウェディング・シンガー』 日生劇場
      『レベッカ』 シアタークリエ
      『イーストウィックの魔女たち』 巡業公演
      『I Do! I Do!』 東池袋あうるすぽっと、他
      『フラガール』 赤坂ACTシアター、他
      恋愛喜劇『青猫物語』 シアタークリエ
      『どんまい マインド』 新国立劇場 小劇場、他
      『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち』 日生劇場、他
2009年 『ザ・ヒットパレード~ショウと私を愛した夫~』 ル・テアトル銀座、他
      ミュージカル『シラノ』 日生劇場、他
      『ミー&マイガール』 帝国劇場、他
      『ダンス オブ ヴァンパイア』 帝国劇場、他
      『パイレート・クイーン』 帝国劇場、他
2010年 『レベッカ』 中日劇場、帝国劇場、梅田芸術劇場
      『ナンシー』 紀伊國屋サザンシアター、他
      『Sing For The Future and Dance For The Future』 シアタークリエ
      『メリー・ウィドー』 日生劇場
2011年 『ウェディング・シンガー』 シアタークリエ、他
       瀬奈じゅんConcert『ALive Ⅱ~Handsome Woman~』 赤坂ACTシアター、NHK大阪ホール
      『風と共に去りぬ』 梅田芸術劇場、帝国劇場
      『三銃士』 帝国劇場、博多座
      『ニューヨークに行きたい!!』 帝国劇場、梅田芸術劇場
      『ダンス オブ ヴァンパイア』 帝国劇場、梅田芸術劇場
2012年 『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち 日生劇場、梅田芸術劇場、愛知県芸術劇場
      『ジキル&ハイド』 日生劇場、梅田芸術劇場、愛知県芸術劇場
      『王様と私』 ゆうぽうとホール、他
      『クールの誕生』 森ノ宮ピロティホール、紀伊國屋ホール、PARCO劇場
      『竜馬の妻とその夫と愛人』 ザ・スズナリ
      『Chanson de 越路吹雪 ラストダンス』 シアタークリエ、他
2013年 ミュージカル『シラノ』 日生劇場、新歌舞伎座
      『ウェディング・シンガー』 シアタークリエ、他
      『ワイルドホーン・メロディーズ』 Bunkamuraオーチャード・ホール
      『王様と私』 東京芸術劇場プレイハウス、他
      瀬奈じゅんConcert『ALive Final~Handsome Woman~』 東京国際フォーラム ホールC、サンケイホール ブリーゼ
      『エニシング・ゴーズ』 帝国劇場、シアターBRAVA!
      『その場しのぎの男たち』 本多劇場、他
      『モンテ・クリスト伯』 日生劇場、他
2014年 『クリエ・ミュージカル・コレクション』 シアタークリエ、他
      『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』 帝国劇場、他
      『王様と私』 東京国際フォーラム ホールC、他
      『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー~パパと呼ばないで~』 PARCO劇場、他
      『ファースト・デート』 シアタークリエ、サンケイホール ブリーゼ
2015年 『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち』 日生劇場、梅田芸術劇場
      『クリエ・ミュージカル・コレクション Ⅱ』 シアタークリエ、他
      『田茂神家の一族』 福島テルサFTホール、紀伊國屋サザンシアター
      『台所太平記』 明治座
      『貴婦人の訪問~The Visit~』 シアタークリエ、他
      『ダンス オブ ヴァンパイア』 帝国劇場、他
      『ドッグファイト』 シアタークリエ、他
2016年 『ジキル&ハイド』 東京国際フォーラム ホールC、他
      『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』 帝国劇場、梅田芸術劇場メインホール
      『貴婦人の訪問~THE VISIT~』 シアタークリエ、他
2017年 『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』 博多座、他
      『田茂神家の一族』 紀伊國屋ホール、他
      『クリエ・ミュージカル・コレクション Ⅲ』 シアタークリエ
      『アニー』 新国立劇場 中劇場、他
      『ドッグファイト』サンケイホール ブリーゼ、シアタークリエ
2018年 『ジキル&ハイド』 東京国際フォーラム ホールC、他
      『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち』 日生劇場、他
      『アニー』 新国立劇場 中劇場、他
      『レベッカ』 シアタークリエ、他
2019年 『アニー』 新国立劇場 中劇場、他
      『ダンス オブ ヴァンパイア』 帝国劇場、他
      『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』 東急シアター・オーブ、他
2020年 『アニー』【公演中止】 新国立劇場 中劇場、他
      『ヘアスプレー』【公演中止】 東京建物Brillia HALL、梅田芸術劇場メインホール
      『巌流島』【公演中止】 明治座、他
      『My Story-素敵な仲間たち-』 帝国劇場
      『ローマの休日』 帝国劇場、他
      『オトコ・フタリ』 シアタークリエ、他
2021年 『アニー』【一部公演中止】 新国立劇場 中劇場、他
      『中川晃教 20th ANNIVERSARY CONCERT』 シアタークリエ
      『ドッグファイト』 シアタークリエ、他
2022年 『ラ・カージュ・オ・フォール~籠の中の道化たち』【一部公演中止】 日生劇場、他
      『アニー』 新国立劇場 中劇場、他
      『奇人たちの晩餐会』 世田谷パブリックシアター、他
      『ヘアスプレー』【一部公演中止】 東京建物Brillia HALL、他
      『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』【一部公演中止】 東急シアター・オーブ、他
2023年 舞台『キングダム』 帝国劇場、他
      『ジキル&ハイド』 東京国際フォーラム ホールC
      『アニー』 新国立劇場 中劇場、他
      『家族モドキ』 シアタークリエ、他
      『Shine Show!』 シアタークリエ、他
      『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』 東急シアター・オーブ、他
2024年 『YUICHIRO & FRIENDS -Singing! Talking! Not Dancing!-』 シアタークリエ、シアタードラマシティ
      『アニー』 新国立劇場 中劇場、他

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『YUICHIRO & FRIENDS』通信

12月30日(土)

 稽古場最終日。

 ここ数日はバンドのリハーサル、バンドとキャストの合わせ……であった。極めて順調にメニューを消化し、最終日の今日はバンド合わせの残り、そしていよいよバンドでの通し稽古である。

 『YUICHIRO & FRIENDS』のバンドは7名編成。キーボード1・2、ヴァイオリン、リード、ギター、ベース、パーカッションである。膨大な(40曲を超える)楽曲をアレンジをしてくださったのはキーボード/コンダクターの松田眞樹さんである。

 それにしても楽しい通し稽古であった。特に楽しかったのはトーク・セクションなのだが、トーク・セクションには台本が無いので、毎回が今日のように楽しいのか、それとも今日がたまたま楽しかっただけなのか……それは分からない。そういう意味ではやはりスリリングなショーだと言えるだろう。

 さて。

 『YUICHIRO & FRIENDS』もようやく仕事納めである。カンパニーの皆さん、今年もお世話になりました。仕事始めは年明けの1月2日。来年も引き続きお世話になります。

 皆さんにとって今年はどんな年であっただろうか。私的には終わってみればいい年であったように思う。来年も、終わってみればいい年でありますように。

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『YUICHIRO & FRIENDS』Weekly

12月25日(月)

 公式サイトのビジュアルがリニューアル。そして山口さん、平方さん、平野さんのインタビューやコメント・ムービーが演劇情報サイトなどで公開されている。ご興味のある方は東宝演劇部のTwitter(現X)をご覧ください。

 稽古場の方は“全編を繋げる”稽古に入っている。ゲストの組み合わせが13通りあることは以前にも触れたが、その全てを稽古することはできないので、13の内のいくつかのパターンを稽古している。舞台上で初顔合わせ……と言うパターンも存在するわけであるが、どのパターンがそうであるかは秘密。

 『Yuichiro & Friends』では1月17日(水)までをファースト・シーズン、1月18日(木)からをセカンド・シーズンと名付けている(個人の見解です)。セカンド・シーズンからは幾つかの楽曲が差し変わることになっていて、ただでさえややこしい稽古場を一層ややこしくしている。が、ご覧いただく皆さんには楽しみが増えることになるはずなので、どちらのシーズンにもご来場いただけると嬉しい。

 そしてもうひとつ。『Yuichiro & Friends』では配信が行われないことが決定した!

 なのでどうぞ劇場へ。

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『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』2023 大千穐楽

12月24日(日)

 11月5日に東京・渋谷の東急シアターオーブで開幕した2023年の天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~が静岡市清水文化会館マリナートで大千穐楽を迎えた。1976年の12月24日から物語が始まるこの作品に相応しい日取りである。

 私はお留守番で東京なので静岡公演には立ち会っていない。が、SNSの書き込みを幾つか拝見した限りでは良い形でフィナーレを迎えられたようで嬉しい。キャスト、オーケストラ、スタッフをはじめ、かかわってくださった全ての方に感謝申し上げる。そしてご観劇、ご声援くださった全ての方にも。

 2014年の初演から9年。『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』がこれほど愛される作品になるとは思っていなかった。今までの道のりの全てにも感謝の気持ちで一杯である。

 いつかまた、この愛すべきミュージカルと再会できることを信じて。

 Happy Holiday!

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『YUICHIRO & FRIENDS』 Weekly

12月18日(月)

 今日と明日でソロ曲以外の、複数で歌う楽曲を合わせる。

 “複数で歌う楽曲”と言うのは、いわゆるデュエット曲であったり、デュエット曲ではないけど何人かで歌う曲であったり、全員で歌う曲であったり……である。お馴染みの“あの曲”や初めて聞く“そんな曲”もある。

 楽しそうでしょ?

 『Yuichro & Friends』はトーク&コンサートなので、“全編歌いっぱなし”と言うわけではなくトークタイムも当然ある。むしろトークの比率の方が高いかも知れない(やってみないと分からないけど)。
 気心の知れたフレンズたちのスリリングな(色々な意味で)トーク・セクションもどうぞお楽しみに(色々な意味で)。

 稽古後は舞台美術の打ち合わせ……と言うか最終確認。舞台美術デザイナーは松井るみさんである。
 全体像はすでに出来上がっているのだが、細かい部分をるみさん、舞台監督の佐藤博さん、演出助手の鈴木ひがしさんと。

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発表! 2024年の『アニー』! そしてクリスマスコンサート

12月16日(土)

 毎年ゴールデンウィークに東京で、夏休みには全国ツアーが行われる丸美屋食品ミュージカルアニー。2024年の全キャストが発表された。
 東京公演はいつもと同じ初台の新国立劇場中劇場で4月20日(土)から5月7日(火)まで。チケットの発売は2月10日(土)開始の予定である。

 どうぞお楽しみに!

 そして今日と明日、こちらも毎年恒例のアニー・クリスマスコンサートが同じく新国立劇場中劇場で開催されている(当日券についてのご案内はこちらからどうぞ)。
 残席状況を私は把握していないので今から観覧可能なのかどうか分からないのだが、今年もきっと素敵なコンサートになっていることだろう(構成・演出は小川美也子さん)。

 私は明日拝見します。

 

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『YUICHIRO & FRIENDS』Weekly

12月11日(月)

 『YUICHIRO & FRIENDS』で歌われる楽曲は現時点では19曲の予定である。1公演で歌われるのが19曲と言うことなのであるが、ゲストが変わればセットリストも変わるので総曲数は40曲を超えることになりそうである。誰がゲストの回に観るか、悩ましいところであろう。

 上演時間は現時点では皆目分からない。2時間は超えるだろうが3時間は超えないだろう。常識的には休憩を入れて2時間30分~3時間の間に納めたいが……さて。

 目下のところ最大の悩みは「リハーサルをどのように進めるか?」である。キャストの組み合わせは13パターンもあって、開幕前に全パターンをリハーサルすることは到底不可能である。そもそもがトークショーである。その日によってトークの流れも話題も変わってくるであろうし、たとえ周到にリハーサルを重ねられたとしても果たしてそのことに意味があるのかどうか……。

 悩みは尽きない。

 でもきっと楽しいショーになることは疑いの余地が無いので……

 観に来てね。

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『シスター・アクト』通信 大阪初日!

12月6日(水)

 ミュージカル天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~の大阪公演が開幕した。

 私はお留守番で東京なので大阪公演には立ち会っていない。が、終演したであろう時刻を過ぎても特に連絡はないので無事だったはずである。事件が起きていれば呼び出されているはずである。

 大阪公演の会場は梅田芸術劇場メインホールである。東京の東急シアターオーブと並んで“タッパのある道具(背の高い舞台美術)が栄える”大劇場なので、ゴージャスなクイーン・オブ・エンジェルス教会になっていることだろう。
 そして大阪公演より指揮の田尻真高さんがデビュー。田尻さんの“あれ姿”も観てみたいのであるが……(ご覧になった皆さん、ぜひ感想を呟いて!)。

 大阪公演は12月10日(日)が千穐楽である。お見逃しなく!

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訃報 丸山博一さん

 丸山博一さんの訃報が届いた。

 丸山さんのことを知る方はそれほど多くないかも知れない。丸山さんは劇団東宝現代劇に所属する俳優で、演出家としても多くの作品を手がけられた。劇団東宝現代劇は、劇作家・演出家で東宝の演劇担当重役でもあった菊田一夫さんが次代の現代劇俳優を育てるために設立された劇団で、丸山さんはその1期生でいらした(劇団の公式サイトはこちら)。

 東宝が製作する舞台のレパートリーが変化するに連れて劇団員の皆さんの出番も少なくなっていった。そんな流れの中で、劇団の有志の方たちによる自主公演として東宝現代劇75人の会が立ちあげられ、丸山さんは出演だけでなく多くの演出作品を残された。

 私の演出作品では、鹿賀丈史さん時代の『ジキル&ハイド』(2001年、2003年、2005年、2007年/日生劇場、他)ではジキル博士に仕える執事プール、『ミー&マイガール』(2003年、2006年、2009年/帝劇、他)ではヘアフォード邸の執事チャールズ、帝劇開場100周年記念公演『風と共に去りぬ』(2011年/帝劇他)ではスカーレットの父ジェラルド・オハラを演じてくださった。

 75人の会は4年ぶりの公演をこの12月に行うことになっていた(こちらをご参照ください)。

 どうぞ安らかにお眠りください。

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『YUICHIRO & FRIENDS』Weekly

12月4日(月)

 Yuichiro & Friends - Singing! Talking! Not Dancing! -の稽古……と言うか準備が始まっている。

 『Yuichiro & Friends』は山口祐一郎さんとそのお友だちが繰り広げる2幕構成のトーク&コンサートである。全公演に出演するのは山口さんお1人で、お友だちの皆さんは各回4人ずつが交代制で登場する。(お友だちの出演スケジュールはこちら

 山口さんとゲストによるトーク&コンサートと言えば、昨年の5月にシアタークリエで上演されたMy Story,My Song~and YOU~が思い出されるが、昨年はシアタークリエで4日間/6ステージだった公演数が今回は21日間/26ステージに増えている。のみならず、シアタークリエを飛び出して大阪公演も設定されている。

 山口さんは昨年の『My Story,My Song~and YOU~』クリエ・ミュージカル・コレクションシリーズなどで、今までもたくさんのミュージカル・ナンバーを聞かせてくださった。今回は今まで山口さんが歌っているのを聞いたことが無いようなジャンルの楽曲も用意されている(ゲストの皆さんの何人かもミュージカル・ナンバーではない楽曲を歌う予定)。皆さんにはまずはこの辺りを楽しみにしておいていただきたい。

 『Yuichiro & Friends』はトーク&コンサートなので、お芝居やミュージカルのような稽古は行われない。が、お芝居やミュージカルとは異なるが稽古は必要であるし、顔を合わせて相談しなければいけないことも少なからずある。そんなことが動き始めている……と言うのが今日のWeeklyでのご報告である。

 コンサート・パートの要となる音楽チームをご紹介しておくと、音楽監督は鎮守めぐみさん、アレンジ/ピアノ・コンダクターは松田眞樹さん、歌唱指導は山口正義さん、稽古ピアノは中條純子さんである。

 それでは1月6日(土)の開幕までのひと月、どうぞよろしくお付き合いください。

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