『SHINE SHOW!』Weekly
7月31日(月)
海外ミュージカルの翻訳上演を演出することが多い私なのに、この夏はストレートプレイ、しかも舞台は現代の日本……と言う作品が連続している(シアタークリエで上演中の『家族モドキ』と稽古中の『SHINE SHOW!』)。
『SHINE SHOW!』の稽古は現在2巡目に入っている。全体としては稽古はとても順調に進んでいると言えるのだが、所々に「もっと上手いやり方がある」ように感じられる部分もある。「もっと上手いやり方」を見つけるには試行錯誤が必須なので、そういう部分が見つかると想定していた以上に時間を費やすことになる。結果として今日も予定されていたメニューを消化できずに終わった。お待たせしてしまった皆さん、ごめんなさい。
が、稽古場は笑いの絶えない良い雰囲気である。その雰囲気のお陰で私も粘ることが可能なのであるが。
『SHINE SHOW!』のキャストは、昨年の劇団公演から続投する皆さんと、今回から参加する皆さん、そして劇団公演から出演しているけど役が変わった人、に分けられる。大げさに言えば、稽古場は異種格闘技戦の様相を呈している。
今日は稽古の前に顔寄せが行われた。その時の挨拶で私は「こんなに面白い芝居があったのか」「こんなに面白い芝居を生み出す人たちがいたのか」「こんなに面白い俳優さんがいたのか」「この俳優さんはこんなに面白かったのか」と、多くのお芝居好きのお客様に知らしめる作品にしたいと抱負を述べた。
『SHINE SHOW!』はそんな作品です。
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