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2023年6月の記事

『家族モドキ』Weekly

6月26日(月)

 稽古は順調に進んでいる。

 先週は顔寄せがあった。
 顔寄せは、キャスト、スタッフ、公演関係者が稽古場に集まるセレモニーである。稽古初日か、稽古が始まって間もない頃に行なわれることが多い。
 コロナ禍以前はほとんどの作品で行われていたが、どうしても多人数が集まることになるので、コロナ禍以降は行われないことが常態化していた。

 その顔寄せが戻ってきた。
 私が『家族モドキ』以前に参加した顔寄せは『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』それであった。2019年10月18日のことであるから、『家族モドキ』の顔寄せは実に3年8か月ぶりの……ということになる。

 演劇界も、少しずつではあるが以前の姿を取り戻しつつある。5月8日に新型コロナ感染症の分類が2類から5類へと変更され、街行く人のマスク装着率も明らかに減ってきたように思う。
 が、見渡せば未だにあちこちの劇場で公演が止まっている。丹精込めた舞台が中止になるのも、楽しみにしていらしたお客様が落胆するのに接するのも耐え難い。

 もうしばらくは日々を慎重に過ごす……しかないのであろうか。

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『家族モドキ』Weekly

6月19日(月)

 家族モドキの稽古が始まっている。

 『家族モドキ』は、田渕久美子さんが書き下ろしてくださった現代日本を舞台とするほろ苦いコメディである。2020年の12月から翌1月にかけて上演された『オリ』のキャストとクリエイティブ・チームによる、登場人物4人だけの(ミュージカルではない)ストレート・プレイの新作である。

 山口祐一郎さんが演じるのは旧弊な価値観に凝り固まった大学教授・高梨次郎(たかなし じろう)である。ある日、その次郎の家に木下渉(きのした わたる)と名乗る若者が訪ねてきたことから物語は始まる。渉は次郎の娘・民子(たみこ)の大学時代のサークル仲間だと名乗るが……。

 渉を演じるのは浦井健治さんで、民子を演じるのは大塚千弘さんである。4人目の登場人物を演じるのは保坂知寿さんであるが、この人物は……。

 会場は東京・日比谷のシアタークリエ、初日は7月26日である。東京公演に続いて大阪と愛知での公演も予定されている。

 では開幕までのひと月、どうぞよろしくお付き合いください。

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『SHINE SHOW!』ニュース!

 朝夏まなとさんと中川晃教さんが、6月2日の24:55から放送予定の『オールナイト・フジコ』(フジテレビ系列)に生出演!

 色々な所で記事にしていただいています(こちらとか、こちらとか、こちらとか、こちらとか、こちらとか。順不同です)。感謝!

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