舞台『キングダム』新ヴィジュアル&プロモーションビデオ
舞台 『キングダム』の新ビジュアルとプロモーションビデオが公式サイトで公開された。
こちらからどうぞ。
11月20日(日)
丸美屋食品ミュージカル『アニー』。2023年の“ダンスキッズ”を選ぶオーディションが昨日と今日で行われた。
『アニー』で振付を担当しているのは広崎うらんさん。うらんさんとダンスチームの皆さんが愛情たっぷりに、そして入念にオーディションを行った。その結果、チーム・バケツとチーム・モップ合わせて12名のキッズが選ばれた。
オーディションに参加してくれた全員に、この場を借りて拍手を贈りたい。そして、応援してくださったご家族やダンスの先生方には感謝を。皆さんのお力で『アニー』は続いて行くのです。
12名の顔ぶれは公式サイトでほどなく発表されるだろう。どうぞ楽しみにお待ちいただきたい。
さて。
ブロードウェイ・ミュージカル『ヘアスプレー』が名古屋・御園座で大千穐楽を迎えた。
本来であれば2020年に上演されていた筈の『ヘアスプレー』が、2年遅れではあったが上演に漕ぎ着けた。
コロナにより東京公演の開幕が2日遅れ、大阪公演は10月29日以降の全公演が中止となったが、こうして大千穐楽を迎えられたことは素直に喜びたい。キャスト、スタッフをはじめとする上演関係者の皆さんや、ご覧いただけなかったお客様の気持ちを思うと、その喜びも中くらいではあるのだが。
またボルティモアのみんなと会える日が来るだろうか。
会えたらいいなぁ……。
11月14日(月)
2022年の『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が昨日開幕した。ダブルキャストは森公美子さんと吉野圭吾さんで、もう1組の朝夏まなとさんと大澄賢也さんも今日無事に初日を迎えた。
期日通りに開幕に漕ぎ着けたことにまずは安堵している。どうかこのまま。どうか千穐楽まで。
では今回公演のトピックを幾つか。
入場して最初に目に入る「Sister Act」のロゴが新しくなっている。
今回の上演より“版権を管理する代理店”が変わったことに伴う変更で(以前はStage Entertainment社、今回からMTI社)、私たちの判断ではないのだが。
過去の公演ではキャストが客席に降りて行く演出があったのだが今回は見合わせている。
キャストと観客が安心して交流できる日が戻るのはいつになるのだろう。
カーテンコールの名物であった「一緒に歌おう踊ろう!!」は今回も実施されている。
ただし「歌わないで踊ろう!!」である。どうぞ気楽なお気持ちでご参加くださいますように。
シスター・メアリー・ラザールス役の春風ひとみさんが体調不良で初日より休演。
が、ほどなく戻っていらっしゃるだろう。代役を見事に務めてくれた桜雪陽子さんに感謝。
『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』東京公演は12月4日(日)まで。その後、大阪、広島、愛知、福岡、長野へ参ります。
11月7日(月)
ピアノでの通し稽古を済ませ、オーケストラとキャストの合わせ(通称「オケ合わせ」)を経て、昨日と今日は“リズム隊”での(フル編成のオーケストラではなく選抜メンバーで)通し稽古。今日で稽古場での全行程は終了である。
毎度同じ感想を述べることになって恐縮なのだが、「オーケストラの演奏を聴く瞬間」がミュージカル製作の中で最もわくわくする瞬間である。
私事だが、小学校高学年から中学校にかけて「ポップス・イン・デイリー」と言うラジオ番組を聴取していた。FM東京(現在の東京FM)で平日の夕方にオンエアされていた音楽番組なのだが、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』で全編に渡って流れるソウル・ミュージック(フィラデルフィア・ソウル)を初めて耳にしたのがその番組であった。番組で当時のソウル・ミュージックを代表する楽曲「ハッスル」が紹介された時のことは今でも鮮明に覚えている。
『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』で取り上げられているソウル・ミュージックは1970年代に流行したサウンドである。『ヘアスプレー』では60年代のサウンドが、そして『ウェディング・シンガー』では80年代のサウンドが我々を大いに楽しませてくれた。
“時代”の特徴的な音楽をフィーチャーしたミュージカルは楽しいなぁ。
さて。
東急シアターオーブでは仕込み作業が始まっている。初日まで1週間を切った。(次回もWeeklyなのか……?)
11月1日(火)
通し稽古。
立ち稽古は、まず「1場面ずつ」稽古するところから始まって、それが進むと次は「3~4つの場面を繋げて」の稽古に移行する。それが進むといよいよ「通し」稽古である。
「繋げてみて初めて見えてくること」と言うものがあって、今日も色々なことが見えてきた。「とても良いこと」が少なからず見えてきたし、「調整で更に良くなりそうなこと」も見えてきた。
なので通し稽古後のノートではそれらのことをカンパニー全体で共有し、次回の通し稽古に備える。
そして翻訳・訳詞の飯島早苗さんが顔を出してくださった。
飯島さんとの初仕事は(今は無きル・テアトル銀座で上演された)『春が来た』だから、もう20年の付き合いになる。その後も『プライベート・ライヴズ』や『ウェディング・シンガー』、『ニューヨークに行きたい!!』などで何度となくお世話になった。
同世代で、小劇場から出発して幅広い作品を手掛けるようになった経歴など共通点も少なくない。とても親近感を抱いている(少なくとも私は)劇作家のおひとりなのである。
さて。
別稽古場ではオーケストラのリハーサルも始まる。稽古場で過ごす時間も残り僅かである。
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