« 2022年8月 | トップページ | 2022年10月 »

2022年9月の記事

『シスター・アクト』Weekly

9月26日(月)

 ミュージカル天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~の稽古が始まっている。

 『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』は、ウーピー・ゴールドバーグ主演で大ヒットしたコメディ映画『天使にラブ・ソングを』(1992年/エミール・アルドリーノ監督)を原作とするミュージカル・コメディである。修道院の聖歌隊が活躍する物語なので映画にもたくさんの歌が登場するが、映画は“音楽映画”ではあるものの“ミュージカル映画”ではない。

 ミュージカル版は2006年にアメリカ・カリフォルニア州のパサディナ・プレイハウスでトライアウトを行い、正式な公演は2009年6月2日にウェストエンドのロンドン・パラディアムでオープンした。大幅に改定が施されたブロードウェイ版は2011年4月20日にブロードウェイ劇場で開幕、台本とスコアをブロードウェイ版に準ずる日本版は2014年6月1日に帝国劇場で初演の幕を開けた。以後2016~17年、2019~20年と再演を重ね、今回が「4演目」となる人気作品である。

 作品についてや裏話などは過去の『シスター・アクト』通信にその都度記してきた。なので、ご興味のある方は過去の『シスター・アクト』通信をお目通しいただければ幸いである(このページ右の「カテゴリー」欄にある『シスター・アクト』をクリックしてください)。

 ミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』は11月13日(日)に東京・渋谷の東急シアターオーブで幕を開け、そののち大阪、広島、愛知、福岡、そして長野へと赴く。

 では、開幕まで「週1くらいのペース」でお付き合いくださいませ。

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』通信/開幕

9月19日(月)

 ブロードウェイ・ミュージカル『ヘアスプレー』が2日遅れで開幕した。

 何よりもまず、17日と18日の公演をご覧になる予定だった皆さんにお詫び申し上げたい。それから、開幕に向けて全力を尽くしてくださったキャスト・オーケストラ・スタッフ、並びに公演関係者の皆さんに最大級の感謝を。皆さんのお力で開幕を迎えることが可能となった。

 今日、客席の後方に座っていて感じたことは、『ヘアスプレー』と言う作品とこのカンパニーが持っているポテンシャルの高さは“驚異的”だ、と言うことである。今日の客席の様子は既に多くの方がSNSなどで触れてくださっているが、その様子がそのことを物語っているように感じられる。

 どうかこのまま千穐楽まで上演が続いて欲しい。

 いま現在の心からの願いである。

| | コメント (0)

ご報告 『ヘアスプレー』

 ミュージカル『ヘアスプレー』公演実施のご報告です。

 こちらからどうぞ。

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』より大切なお知らせ

 ミュージカル『ヘアスプレー』。
 9月17日(土) と18日(日)の公演が中止になりました。

 詳細はこちらから。

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』ニュース MUSIC FAIR

 9月17日(土)18時~放送予定のMUSIC FAIR(フジテレビ系列)にチーム・ヘアスプレーが出演!

 お楽しみに!

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』通信

9月6日(火)

 1幕のおさらい。
 久しぶりの場面などもあって“やや”手こずり、終了予定時刻を“やや”オーバー。

 別稽古場では昨日からオーケストラのリハーサルが始まっている。オケ合わせ(オーケストラとキャストの合わせ稽古)の日が待ち遠しい!

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』通信

9月5日(月)

 稽古前に、先日できなかった分の衣裳合わせ。
 稽古は2幕のおさらい。

 稽古場は“初演”作品に付き物の混沌と狂喜に満ちている。

 なんて素敵な商売!(There's No Business Like Show Business!)

| | コメント (0)

舞台『キングダム 第二弾キャスト発表

 舞台『キングダム』(2023年2月上演/帝国劇場)の第二弾キャストが発表された。

 公式サイトはこちらからどうぞ。

| | コメント (0)

2023年の『アニー』

 丸美屋食品ミュージカルアニー
 2023年のアニー役・孤児役の募集が始まっている。

 詳細はこちらからどうぞ。

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』通信

9月3日(土)

 「グッドモーニング・ボルティモア」「最高にいかしたやつら」「マディソン」「ミス・ボルティモア・蟹」「もう子供じゃない」「ビッグ・ブロンド・アンド・ビューティフル」「ビートは止められない」……などをおさらい。そしてカーテン・コールを作る。

 カーテン・コールに手を着けると「稽古場もいよいよ終わり……」と言う気分になってくる。そして明日は稽古場最後のOFF。

 皆さん、どうぞ良い休息を。

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』通信

9月2日(金)

 「ようこそ六十年代へ」、「ビッグ・ドール・ハウス」、「愛こそすべて」、2幕2場、2幕4場……などをおさらい。

 稽古後は照明打ち合わせ。照明デザイナーは(私と生年月日が同じなことでこのブログではお馴染みの)高見和義さんである。照明CUEの総数は400代の中頃……になりそう?

| | コメント (0)

古谷一行さん

 古谷一行さんが亡くなった。

 古谷さんと初めてご一緒したのは『サウンド・オブ・ミュージック』(1998年/日生劇場)。私の初めてのブロードウェイ・ミュージカルで、古谷さんはフォン・トラップ大佐を演じてくださった。
 2作目は世界的ベストセラー小説『マディソン郡の橋』の世界初の舞台化(1999年/天王洲アートスフィア、他。2001年に再演)で、主人公と恋に落ちるカメラマン=ロバート・キンケイドが古谷さんの役。
 続くアガサ・クリスティ/作の本格ミステリー『検察側の証人』(2002年/ル・テアトル銀座、他)では勅選(ちょくせん)弁護人のウィルフリッド・ロバーツ卿を演じていただいた。

 最後にご一緒したのは谷崎潤一郎さんの小説を原作とした喜劇『台所太平記』(2015年/明治座)で、古谷さんは原作者を思わせる小説家=千倉磊吉(らいきち)を飄々と演じてくださった。

 『サウンド・オブ・ミュージック』では舞台上でギターを弾きながら「エーデルワイス」を歌っていただいた(弾き語り!)。『検察側の証人』では“法律用語満載”の台詞と格闘しながら「覚えられないよ……」とこぼされ、『台所太平記』では稽古を終えようとする私にいつも「もっと稽古しようよ!」とねだられた。

 稽古が好きで好きでたまらない“稽古の虫”でいらっしゃった。

 ご冥福をお祈りいたします。

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』通信

9月1日(木)

 昨日に続き、衣裳&ウィッグの合わせ。
 点数が点数なので……大変。

 キャストの皆さん、お疲れさまでした。
 神田さん、宮内さん、衣裳チームの皆さん、ヘアメイク・チームの皆さん、そして進行の面倒を見てくれた演出部の笠原桃子さん、ありがとうございました!

| | コメント (0)

『ヘアスプレー』通信

8月31日(水)

 終日衣裳&ウィッグの合わせ。

 『ヘアスプレー』の衣裳デザイナーは神田百美さん、ヘアメイク・デザイナーは宮内宏明さんである。
 ブロードウェイ版でも映画版でも衣裳とヘアは『ヘアスプレー』の見どころのひとつであった。私たちの『ヘアスプレー』でもキュートな衣裳やヘアが次々と登場する。今日も誰かが新しい衣裳&ウィッグを着用するたびに稽古場には「かわいい~♡」の声が飛び交った。

 明日も終日衣裳&ウィッグ合わせの予定。

| | コメント (0)

« 2022年8月 | トップページ | 2022年10月 »