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『ヘアスプレー』通信

8月19日(金)

 「ようこそ六十年代へ」振り付けの続き。そののち1幕ラストのナンバー「ビッグ・ブロンド・アンド・ビューティフル」をステージング。
 今日も長時間に及ぶ稽古になった。皆さん本当にお疲れさまでした。

 『ヘアスプレー』に登場する固有名詞シリーズその12「デビー・レイノルズ」「エディ・フィッシャー」。
 デビー・レイノルズは1950年代から長きに渡って活躍したハリウッド女優である。傑作ミュージカル映画『雨に唄えば』(ジーン・ケリー&スタンリー・ドーネン監督/1952年)のヒロイン=キャシー役が有名だが、『スター・ウォーズ』シリーズでレイア・オーガナ姫を演じたキャリー・フィッシャーの母と言った方が分かり易いかも知れない。
 そしてエディ・フィッシャーは大人気を誇ったアメリカの歌手である。1950年代にはミリオン・ヒットを連発し、自身の名前を冠したTVショーも持っていた。エディとデビーは1955年に結婚し、2人の間に生まれたのがキャリー・フィッシャーである。

 『ヘアスプレー』の中では、エドナがトレイシーに向かって「甘い声で歌う歌手には気を付けなさい。デビー・レイノルズだって捨てられたでしょ」と忠告している。別の場面では「この世はエディ・フィッシャーみたいなダメ男だらけね」とも言っている。
 デビーとエディは“おしどり夫婦″として有名であった。が、エディはデビーを捨て、同じくハリウッド女優であったエリザベス・テイラー(デビーの親友だった)と1959年に再婚した。芸能ゴシップを大いに賑わせた事件であった。

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