『ヘアスプレー』通信
7月27日(水)
昨日とは打って変わって少人数での稽古。稽古後は演出部の高梨さん・松尾さんと小道具の打ち合わせ。
『ヘアスプレー』が舞台としているのは1962年のアメリカ、メリーランド州ボルティモア。主人公のトレイシーは“踊ることが好きで好きでたまらない”高校生である。
翻訳劇や翻訳ミュージカルではよくあることなのだが、台詞や歌詞にときどき“固有名詞”が登場する。
1977年のフィラデルフィアを舞台にしたミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』にもその傾向はあったし、1985年のニュージャージーを舞台にしたミュージカル『ウェディング・シンガー』は「これでもか」と言うくらい固有名詞の連続であった。
『ヘアスプレー』にも固有名詞が結構登場する。大抵の場合はその固有名詞を知らなくてもストーリーを追うのに影響はないので安心していただいていいのだが、知っていれば『ヘアスプレー』を更に楽しめることもまた事実であろう。
なので、このブログでも劇中に登場する固有名詞を折に触れてご紹介していこうと思う。「大きなお世話」だと思われる方はどうぞ読み飛ばしてください。(でも今日はやらない)
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