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『ラ・カージュ・オ・フォール』通信/2022

1月6日(木)

 本日もアンサンブルの皆さんの歌稽古。

 『ラ・カージュ・オ・フォール』の舞台は南仏・サントロペにあるゲイクラブ。そのクラブの名前が「ラ・カージュ・オ・フォール(フランス語で“愚か者たちの鳥かご”と言うところか?)」なのであるが、なのでミュージカル・ナンバーの幾つかは、そのクラブで上演されているショーの劇中歌ということになる。

 “ショー”と言うより“レビュー”と言った方がしっくりするようなスタイルの出し物が「ラ・カージュ・オ・フォール」の呼び物なので、楽曲もそれっぽいゴージャスなアレンジが施されている物が少なくない。と言うことで、コーラスも実にそれらしい、ちょっと聞くと不協和音と感じられるような難解なものが多用されている。
 それぞれのパートだけを聞くと「歌っている側も不安になる」ような音なのだが、それがコーラス全体になりオーケストラの演奏が加わると、何とも魅力的なレビュー・サウンドになる。その時を目指して今日も歌稽古に取り組む。

 歌唱指導は林アキラさん(キャストとしてカフェの主人=ムッシュ・ルノー役も務めてくださる)、稽古ピアニストは國井雅美さんと森本夏生さんである。

 稽古場に向かう時点でチラホラと白いものが舞い出した。天気予報で東京地方は雪かも……と言っていたので「来たな」と思いながら稽古場入りした。今日の稽古場は地下なので、外の様子はわからない。稽古が終わって地上に出てみると……。

 明日の出勤時はどうぞ足元にご用心ください。

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