『オトコ・フタリ』通信
12月2日(水)
今日もまた通し稽古。
連日“通している”わけであるが、稽古場でこれだけ何回も通せるのは大変ありがたい。繰り返し“通す”ことで「芝居が体に馴染む」と言うか「腑に落ちる」と言うか、とにかく「より自然になる」からである。体に馴染ませることで「台詞や段取りに追われている」感も無くなるし。
その半面、回数をこなすことは「新鮮さが失われる」ことも意味する。毎日同じ物語を繰り返す舞台では「新鮮さを維持する」ことは大変に難しい。が、「新鮮である」ことはお客様に物語を届けるためには不可欠な要素である。
「新鮮であり続ける」ことは今後の最重要課題であろう。
ところで、今日の通し稽古ではいつもと違ったことがひとつあった。通したのが2回だったことである。
公演が始まると「ほぼ1日おきに2回公演」があるので、その予行演習としての試みだったのだが、2回目も1回目と変わらず“いい感じ”であったので、ひと安心。
今日はちょっがんばってしまいました。(だからではないが、明日は稽古場最後のOFF)
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