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『オトコ・フタリ』通信

11月22日(日)

 稽古風景を撮影するスチール・カメラが入った。カメラマンは東宝系の稽古場/舞台写真でお馴染みの田内俊平さんである(このページ左側にある私も田内さん撮影)。今日撮られた写真は公演プログラムの数ページを飾ることになる。

 東宝系の作品の公演プログラムでは“稽古場風景のページ”があるのが常であった。
 “あった”と過去形なのは、コロナ禍以降に作成された公演プログラムにはそのページが無いからである。『ローマの休日』の公演プログラムでも稽古場風景は掲載されなかった。理由はいくつか考えられるが、稽古場の人数を1人でも少なく保ちたいことや、感染対策をしての稽古が“絵になりにくい”ことなどがあるだろう。

 と言うわけで、東宝系公演のプログラムでは『オリ』が稽古場風景を掲載する再開第1号と言うことになるらしい。『オリ』の稽古場がキャストとスタッフを合わせても少人数であることもその判断を後押ししただろう。

 稽古では前半を通してみる。

 もう少し“取りこぼし”があるかと予想していたのだが、それに反して悪くない出来であった。と言っても改善すべき点は多々あるので、ノート(かつて「ダメ出し」と呼ばれていた作業)でそれを共有。その後、再度前半を通す。
 その結果、劇的に良くなった2回目であった。ノートで共有したことがほぼすべて改善され、物語の構造がくっきりと浮かび上がってきた。

 芝居と言うものは、ちょっとしたことでびっくりするような進化を見せることがある。今日は収穫のとても多い1日となった。そのご褒美に明日の稽古はお休みに。

 嘘です。

 ご褒美だからではなく、もともと決まっていたお休みです。

 ……また嘘をついてしまいました。

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