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『オトコ・フタリ』通信

11月21日(土)

 先日行われた会見の映像はもうご覧いただけただろうか?(まだの方はこちらからどうぞ)

 ご覧いただけば“キャスト3人の仲の良さ”は一目瞭然であろう。9月17日に帝劇で行われたスペシャル・トークショーでもすでに仲良しであったが、稽古場の3人はその何倍もフレンドリーである(稽古場は何と言っても“非公開”だからね)。

 稽古が始まる前は3人の“おしゃべりタイム”である。話題は日によって変わるが、天気の話題だったり、食べ物の話だったり、その日のニュースのことであったり、過去の失敗談であったり……様々である。
 思いのほか“おしゃべり”なのは山口さんで、稽古時刻が近づいてくると浦井さんと保坂さんは台本に目を落として仕事モードへと移行するのだが、山口さんはほとんどの場合“おしゃべり”を続けている。今日の山口さんはほとんど“かまってちゃん”であった。

 しかし、そんな仲の良さが“演じる時”には問題となる。

 物語の発端では、登場人物はまだ“お互いのことをよく知らない”設定である。そして登場人物同士が激しく言い争うような場面も現れる。そんな設定や場面であるにもかかわらず、登場人物同士が“気脈を通じている”ように見えてしまうことが再三再四あった。
 演技には“日常の人間関係”が透けて見えてしまう。これはとても恐ろしいことである。

 “険悪な場面を実現するために日常も険悪に過ごす”と言う考え方もあるだろう。が、(映像作品はさておいて)こと舞台に限ってはそれは逆効果であると私は思う。そういう部分は稽古を重ねて行く中で解消されるべきである。

 仲良きことは美しいのである。

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