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『ローマの休日』通信

9月8日(火)

 立ち稽古。1幕3場を作る。

 1幕3場はスペイン広場近くにある「ホテルの一室」である。今日はまず前半の芝居部分を作り、その後、既にステージングされている「それが人生」に繋げる。
 煙草の煙が立ち込める部屋でポーカーに熱中しているのはアメリカ記者クラブの面々。メンバーの中にはジョーとアーヴィングの顔もある。今夜独り勝ちしているのは……。

 続いて1幕1場をおさらい。
 一昨日より“舞台の実寸が取れる稽古場”に移ったので、立ち位置や動線などを実寸で調整。

 更に1幕2場Aをおさらい。その後、この場面にあるミュージカル・ナンバー「自由」をステージング。
 「自由」は物語前半のハイライトとなるナンバーである。ナンバーの中では“アン王女が大使館を抜け出す行程”が描かれる。

 表現手法は至ってシンプルなナンバーなのだが、シンプルなりに様々な要素を同期させる必要はある。なので、ステージングにはけっこう時間がかかる。が、時間がかかることは織り込み済み。で、今日はざっくりと全体を作るにとどめ、明日の稽古でブラッシュ・アップ、という作戦。

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