『ローマの休日』通信
9月16日(水)
アクションの渥美博さんが登場。存分に腕を振るってもらう。
渥美さんの生み出すアクションや殺陣が“シリアスなもの”から“ユーモア溢れるもの”まで実に幅広いことは9月5日のブログでも触れた。今回は、どちらかと言えば後者である。
アクション自体は至って真剣なものなのだが、真剣なアクションを絶妙のタイミングで組み合わせて行くと、そこはかとないユーモアが生まれる。渥美マジックである。加えてアクションを組み立てて行く過程が(すなわち稽古自体が)前向きで陽気である。なので今日も稽古場では笑いが絶えることが無かった。
願わくば稽古場は楽しい場所でありたい。劇場入りした後の舞台裏も同様でありたい。私はそう思っている。クリエイティブ・チームを編成する時に真っ先に考えるのはそのことである。
アクションを整理した後は2幕2場と2幕3場のおさらい。ドラマが少しずつ立体的になってくる。
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