『巌流島』続報
横浜流星さんが宮本武蔵を、伊藤健太郎さんが佐々木小次郎を演じる舞台『巌流島』。東京公演、名古屋公演、大阪公演の日程が公式HPで発表された。
こちらからどうぞ。
ミュージカル『ローマの休日』の上演が発表となった。
ミュージカル『ローマの休日』は、1953年に製作された同名のアメリカ映画を原作とするミュージカルである。東宝が製作したオリジナル・ミュージカルで、1998年の10月に青山劇場で世界初演された。その後、大阪、名古屋、福岡でも上演され、2000年の3~4月に帝国劇場に凱旋した。今回はその時以来の20年振りの上演となる。
映画のストーリーを基に脚本を書いたのは堀越真さん、ミュージカルの要である音楽は大島ミチルさん、作詞は斉藤由貴さんで、演出の私を含めた4人は今回の上演でもそれぞれを担当する。
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1月20日(月)
ミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が梅田芸術劇場メインホールで2019/20年ツアーの大千穐楽を迎えた。
帝劇の初日からふた月半余り。キャスト、オーケストラ、スタッフの皆さん、長丁場の公演お疲れさまでした。そして各地でご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。
東京の千穐楽の日にウィーン劇場協会の皆さんと会食した時のことである。
「あなた(山田)は我々(ウィーン劇場協会)の『TDV』を観ましたか」と言う話になり、「もちろん観ました」と答えると「1幕の“赤いブーツのダンス”はありましたか?」と問い返された。
私は何を聞かれているのかさっぱり分からなかったのだが、よくよく話を聞いてみると、なんと! ウィーンでの初演時には“赤いブーツのダンス”場面は存在しなかったのだという。驚愕の新事実である。
こんな話も出た。
「『TDV』はウィーンでも長年に渡って愛され続けている。しかし、だからと言っていつまでも“初演の時のまま”では観客は満足しない。常に“新しいヴァージョン”が求められている。と同時に“以前と同じである”ことも求められるのだ」と。
今期の日本版『TDV』は、まさに“以前と同じ”ニュー・ヴァージョンであった。
さて。
私たちの『TDV』が再び日の目を見ることはあるのだろうか? 今の私にはその答えは分からない。が、あって欲しい、と思う。
ものすご~く苦労して作り上げたニュー・ヴァージョンなので。
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