『TDV』通信
10月1日(火)
歌稽古も仕上げ段階に入ってきた。立ち稽古が近い……ということでもある。
で、まずはコーラス稽古。ヴァンパイア・シンガーズとアンサンブルの皆さんで“コーラス物”をひと通りさらう。
そこにプロフェッサーと2人のアルフレートも合流。「フィナーレ」や「ニンニク」「ヴシャ ヴシャ(通称「悲しい“ガーリック”」)」などを合わせる。歌だけでなく、音楽の中でしゃべられる台詞も併せて確認。『ダンス オブ ヴァンパイア』は台詞をしゃべるタイミングが音楽で細かく決められている部分が少なくなく、それがなかなか厄介なのである。
さらにその後、プロフェッサー&アルフレートのコンビで歌と台詞を確認。「人類のために」やアルフレートが悪夢を見た翌朝の「今日は完璧」、それに続く「霊廟」「本だ!」などを合わせる。
「霊廟」は音楽の約束事が特に多く(BGMが“映画音楽”のように状況に沿って書かれているので)、台詞やアクションや気持ちとその“約束事”を両立させるのに一苦労する。
歌稽古がひと段落すればいよいよ芝居の稽古である。歌から芝居にスムーズに移行できるように、稽古の合間に演出的な話も少しずつ。
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