『TDV』通信
9月12日(木)
『ダンス オブ ヴァンパイア』の舞台美術打ち合わせ。
『ダンス オブ ヴァンパイア』(原題“Tanz Der Vampire”)は、コメディ・タッチのホラー映画『吸血鬼』(ロマン・ポランスキー監督/1967年)を、ミヒャエル・クンツェさん(脚本・歌詞)とジム・スタインマンさん(音楽)がミュージカル化した作品である。
世界初演は1997年のウィーンで(演出は映画同様にロマン・ポランスキーさん)、日本では2006年に帝国劇場で初演。以来、2009年、2011年、2015年と再演を重ねる人気作である。
その5度目の公演が今回の『ダンス オブ ヴァンパイア』である。今回は舞台美術をリニューアル、今日はその幾度目かの(既に長時間の打ち合わせを何度も重ねた)舞台美術打ち合わせであった。
今回、舞台美術を新たにデザインする理由のひとつは「今まで上演したことの無い劇場での地方公演を実現するため」である。なので「それぞれの劇場条件を鑑みて、どの劇場にも収まる形」にすることがニュー・デザインの眼目のひとつとなる。
前回までの舞台美術も、あの形に辿り着くまでには相当の時間を費やした。今回も、その時に劣らないくらい打ち合わせを重ねている。何とかして、今までの『ダンス オブ ヴァンパイア』の楽しさは失わずに、今までとは印象の異なる舞台美術に辿り着きたい。美術デザイナーの松井るみさん、舞台監督の廣田進さん等と、様々な可能性を検討しながら打ち合わせは進んた。
デザインが最終形にたどり着くにはまだ紆余曲折があるだろう。が、今日で基本デザインのおおよそは見えた。
来週より歌稽古が始まる。そして『TDV』通信も。11月5日(火)の帝劇初日まで、どうぞよろしくお付き合いください。
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コメント
やっとTDV通信が始まりました!!毎日まだアニーしか書いてないなあ…と見ておりましたがこれから毎日がたのしみです。
伯爵に会える日が待ち遠しいです。
でもいつもながら待つ時間は長く、終わるのは早い。思い切り楽しもうと思っています。
投稿: rio_mam | 2019年9月13日 (金) 21時44分