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帰って来た『レベッカ』

1月5日(土)

 初日。

 スタッフの各セクションが昨日のゲネプロの課題を改善するべく作業する中、オーケストラにはリーヴァイさんが直接リクエストを出してくださった。
 今までも十分に魅力的だった『レベッカ』の音楽がリーヴァイさんのひと言によって更に輝きを増すのが、傍で聞いていても手に取るように分かる。リーヴァイさんは魔法使いである。

 午後からキャスト全員が集まってのダメ出し。その後、ミュージカル・ナンバーの幾つかをオーケストラと共に舞台で確認。

 今日の開演時刻は18時。2分ほど押して開幕。「わたし」は平野さん、ダンヴァースは保坂さんであった。場内はありがたいことに満席で、当日券をお求めのお客様が大勢いらしたと聞いた。
 仕上がりとしては、既に20回近くの公演を終えているので、キャストの演技もスタッフ・ワークもこなれて、且つ深まって、とても“いい感じ”になっていると思う。

 カーテン・コールでは平野さん、保坂さん、そして山口さんがご挨拶。僭越ながら私も登壇し、『レベッカ』の生みの親=リーヴァイさんをご紹介する栄誉にあずかる。

 10年前の『レベッカ』通信を見てみたら、初日のブログに「過ごしやすい、穏やかな天気でよかった」とあった。

 今日もそんな1日であった。

 これで『レベッカ通信』あけおめ編はおしまいである。お付き合いくださってありがとうございました。次は『アニー』2019通信。桜の頃にお届けする予定です。

 ミュージカル『レベッカ』は2月5日まで。どうぞお見逃しなく。

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