2019年の『アニー』
今年の『アニー』の全キャストが発表されている。
こちらからどうぞ。
1月5日(土)
初日。
スタッフの各セクションが昨日のゲネプロの課題を改善するべく作業する中、オーケストラにはリーヴァイさんが直接リクエストを出してくださった。
今までも十分に魅力的だった『レベッカ』の音楽がリーヴァイさんのひと言によって更に輝きを増すのが、傍で聞いていても手に取るように分かる。リーヴァイさんは魔法使いである。
午後からキャスト全員が集まってのダメ出し。その後、ミュージカル・ナンバーの幾つかをオーケストラと共に舞台で確認。
今日の開演時刻は18時。2分ほど押して開幕。「わたし」は平野さん、ダンヴァースは保坂さんであった。場内はありがたいことに満席で、当日券をお求めのお客様が大勢いらしたと聞いた。
仕上がりとしては、既に20回近くの公演を終えているので、キャストの演技もスタッフ・ワークもこなれて、且つ深まって、とても“いい感じ”になっていると思う。
カーテン・コールでは平野さん、保坂さん、そして山口さんがご挨拶。僭越ながら私も登壇し、『レベッカ』の生みの親=リーヴァイさんをご紹介する栄誉にあずかる。
10年前の『レベッカ』通信を見てみたら、初日のブログに「過ごしやすい、穏やかな天気でよかった」とあった。
今日もそんな1日であった。
これで『レベッカ通信』あけおめ編はおしまいである。お付き合いくださってありがとうございました。次は『アニー』2019通信。桜の頃にお届けする予定です。
ミュージカル『レベッカ』は2月5日まで。どうぞお見逃しなく。
1月4日(金)
午前中は音響チームの調整や各セクションの直し作業など。そしてテクニカル・リハーサルの後、舞台稽古。幾つかのシーン/ナンバーを当たる。更にその後、ゲネプロ。ゲネプロには『レベッカ』の生みの親、シルベスター・リーヴァイさんが駆けつけてくださった。
舞台稽古に先立って囲み取材も行われた。登場したのは山口祐一郎さんと3人の「わたし」たち。その様子は既に色々な所で記事になっているので、まだご覧になっていない方は要チェック!
シアタークリエが今回の『レベッカ』の会場の中で最もコンパクトであることは一昨日も記した。舞台から客席を眺めたキャストの皆さんも、口々に「小さいね」と呟いていた。
それはそうだろうと思う。刈谷や久留米の会場は客席数1500を超えていた。ドラマシティだって900近かったのに、クリエは僅か609席である。緊密な空間で上質なミステリーを楽しんでいただけるはずである。……舞台裏は(あまりに狭いので)大騒ぎであるが。
さて。
明日は初日。10年ぶりに、シアタークリエに『レベッカ』が帰ってくる。
1月3日(木)
朝から照明のフォーカス合わせ。並行して、オーケストラと音響チームのサウンド・チェック。のち、道具調べ/照明合わせ。ちょっと遅くまで。照明デザインの細かい部分をいじる。
『レベッカ』は、シアタークリエの開場10周年を記念するラインナップの最終作である。劇場のホワイエには、ここで上演された作品のチラシがずらりと掲示されているので、クリエの10年を振り返っていただけると嬉しい。
そして、プログラムがヴァージョン・アップして、稽古場の写真だったページが舞台写真に置き換わる。しばらくの間は今までのプログラムも併売されるらしいので、お手に取ってごらんください。
明日は舞台稽古とゲネプロ。その前にテクリハ。もう寝る。おやすみなさいZZzzzz…
1月2日(水)
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、『レベッカ』は刈谷~久留米~大阪の旅を好評裏に終え、シアタークリエに帰って来た。今日は朝から終日仕込み作業である。
シアタークリエは、今回『レベッカ』が上演される劇場の中では最もコンパクトな会場である。客席数もそうであるし、舞台上/舞台袖の広さ(狭さ?)もそうである。
オーケストラは、シアター1010では舞台後方のスペースに余裕があったので、そこで演奏していた。刈谷から以降はその場所が袖中に移り、クリエでは袖中にスチール・デッキで組まれた2階で演奏することになる。
今日は大道具の建て込みがほぼ終わり、大道具と照明のタッバを決めた所で作業を終えた。明日は照明のフォーカス合わせからスタート。長い一日になるはずである。
ありがたいことにチケットの売れ行きが大変好調であるらしい。当日券と当日キャンセル席抽選販売についてのお知らせが公式ページにUPされているので、こちらからどうぞ。
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