『レベッカ』通信
10月13日(土)
『レベッカ』は、イギリスの小説家ダフネ・デュ・モーリアの同名の小説を原作とするミュージカルである。
脚本・作詞はミヒャエル・クンツェさん、音楽はシルヴェスター・リーヴァイさんで、2006年9月にウィーンのライムント劇場で世界初演された。お2人による『エリザベート』『モーツァルト!』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』と並ぶ“人名をタイトルにした”ミュージカルの1本である。
小説が発表されたのは1938年で、1940年にはハリウッドで映画化もされている。サスペンス映画の巨匠と呼ばれたアルフレッド・ヒッチコックが監督し、第13回アカデミー賞で作品賞を獲得した。そちらをご存知の方もいらっしゃるだろう。
ミュージカル版『レベッカ』の日本初演は2008年4月。シアタークリエのオープニング・シリーズ第3弾として6月まで上演された。再演は2010年の3月から6月にかけて、名古屋(中日劇場)、東京(帝国劇場)、大阪(梅田芸術劇場メインホール)の3都市で行われた。
今回は8年ぶり、3度目の上演である。“シアタークリエ開場10周年記念ラインナップ”のラストを飾る1本である。
さて。
本日も歌稽古。まず3人の「わたし」のひとり、大塚千弘さんが登場。
大塚さんは『レベッカ』の初演と再演でも「わたし」を演じている(当時は「大塚ちひろ」さん)。シングル・キャストだったので、少なくとも200回は「わたし」を演じているはずである。
初演から10年が経ち、その間に色々な経験を積んだ大塚さんが、今回どんな「わたし」を見せてくれるだろう。
続いて、もうひとりの「わたし」、平野綾さんが登場。
平野さんは『レベッカ』初参加である。が、『レ・ミゼラブル』『レディ・ベス』『モーツァルト!』『ブロードウェイと銃弾』など、近年は大作ミュージカルに次々と出演していらっしゃるので、今回の「わたし」も大いに楽しみである。
2人の「わたし」の稽古後はコーラスの稽古。今日も8時間に迫る濃密な稽古であった。
歌唱指導のお2人と稽古ピアニストの皆さん(今日から中條純子さんが加わった!)、本日もお疲れ様でした。
歌稽古と並行して音響打ち合わせ。音響デザイナーは(リーヴァイさんが名前で呼んでくれない、とこぼす)山本浩一さんである。
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