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『アニー』2018通信

3月20日(火)

 演出をする時、私は俳優の演技をできる限り尊重するように心掛けている。演技を生み出すのは俳優の仕事の根幹だと思うからである。
 演じることについては、当然ながら演技経験のない私より、それを職業としている人の方が経験も知識も技術も遥かに豊富である。餅は餅屋に任せるべきである。

 『アニー』の演出でも、そのスタンスは変わらない。
  ……変わらないのだが、『アニー』のキャストの半分は、演じることを職業にしていない子供たちである。稽古もいつものようには行かないのである。

 アニーや孤児たちに「どんな演技をして欲しいか」説明する時は、できるだけ「こういう風にやりなさい」とは言わないように注意している。
 「その場面では、その時何が起きているのだろうか」「自分だったら、そんな時どんな風に感じるだろうか」「そんな風に感じたら、どんな行動や反応をするだろうか」。その答えを自分で探して欲しいからである。

 子供たちを演出するのは無条件に楽しい。が、いつもの稽古以上に私の電池切れも早い。

 ……明日はふた月ぶりのOFF。

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