『ラ・カージュ・オ・フォール&ジキル&ハイド』通信
2月26日(月)
『ラ・カージュ・オ・フォール』の稽古場へ。ピアノでの通し稽古。
鹿賀さん&市村さんの『ラ・カージュ・オ・フォール』が今回で10周年、4演目であることはご承知の通りである。『ラ・カージュ・オ・フォール』は、10年に渡って“変わらぬ楽しさ”をお届けしてきた。
しかし、10年間“何も変わらなかった”わけではない。鹿賀さん、市村さんを始め、キャストの皆さんの芝居は、演じるたびにアップデートされている。
アップデートのほとんどは、並べて比べてみないと気づかないような種類のものである。が、その気づかれないようなアップデートの積み重ねが、10年に及ぶような長期公演では大きく物を言う。
『ラ・カージュ・オ・フォール』が“変わらぬ楽しさ”をお届けできるのは、1度として同じ芝居であったことがないからだと思う。
チラシにもあるように、今回の『ラ・カージュ・オ・フォール』は正に“ヴィンテージ公演”と呼ぶに相応しい仕上がりである。必見!
そして東京国際フォーラム ホールCへ。
『ジキル&ハイド』は終日仕込み作業。私が顔を出した時には山本浩一さん率いる音響チームがシステム調整の真っ最中であった。
明日も終日スタッフ・ワーク。夕方までには『ジキル&ハイド』の世界が建ち上がっているだろう。
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