『ラ・カージュ・オ・フォール』通信
2月7日(水)
『ラ・カージュ・オ・フォール』も広い稽古場に移動した。本番用の大道具も、主要なものは運び込まれた。
今日は1幕の前半をおさらい。
幕開き=ジョルジュのオープニング・スピーチ~カジェルたちの最初のショー「ありのままの私たち」から、ジャン・ミッシェルがフィアンセ=アンヌと落ち合う場面まで、「アンヌと腕を」や「君と腕を」などのミュージカル・ナンバーも含めておさらい。
ジョルジュはオープニング・スピーチの中で「これからフィナーレに至るまで、どの場面をとっても極上のシャンパンの味わい」だと観客に語りかける。その言葉の通り『ラ・カージュ・オ・フォール』は、どの場面も楽しく、そして物語上の意味を持っている。
だから、どんなにささやかなエピソードも、観客を退屈させないように、そしてストーリーに貢献するように演じられなければならない。
演じ手、作り手にとって『ラ・カージュ・オ・フォール』は、見た目以上に手ごわい作品なのである。
明日は1幕の後半。お待ちかねの「カン・カン」!
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