『ジキル&ハイド』通信
2月15日(木)
2幕3場B、2幕5場、2幕6場を稽古。
3場Bは「嘘の仮面/リプライズ2」。昨日稽古した「罪な遊戯」から繋がるナンバーである。
ここは“ちょっと異質な”場面だと思っている。登場するのはロンドンの市民たちだが、いつもの彼らとはちょっと様子が違って見える。もしかしたら、ここはストーリーの中ではないのかもしれない。
5場は「“どん底”の上階にあるルーシーの部屋」。
ルーシーの元をある人物が訪ねてくる。その人物はルーシーに「急いでこの街を出るように」忠告すると、ジキルから託された手紙を渡して去る。手紙を読んだルーシーから生きる希望が溢れ出て(「新たな生活」)……。
そして6場。
ここにあるのはミュージカル・ナンバー「対決」である。ヘンリー・ジキルとエドワード・ハイドの2人が文字通り対決する。
昨日も記したが、この前後は畳み掛けるように物語が進む。重要なナンバーも次々と歌われ、正に見せ場の連続である。
キャストも“あれ”や“これ”など、色々なことを消化しなければならないし、スタッフサイドも総がかりで“それ”を支えている。
翻訳ミュージカルのマイルストーンである2016年の『ジキル&ハイド』を凌ぐべく、あらゆる部分でブラッシュ・アップ作業が続く。
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