『ジキル&ハイド』通信
2月23日(金)
オーケストラとキャストの歌合わせ。
2001年の初演から数えると、『ジキル&ハイド』のオケ合わせは今回で7度目になる。
が、7度目であっても“慣れる”と言うようなことは全くなく、毎回毎回オケ合わせの初日には、初めて生のオーケストラで『ジキル&ハイド』の楽曲を聞いた時と同じように、全身に鳥肌が立ち、身体中を電流が駆け抜ける。
『ジキル&ハイド』の魅力を一言で説明するのは難しい。稽古に入る前、宮澤エマさんに「『ジキル&ハイド』が繰り返し上演されるのはどうして?」と質問されたことがあったのだが、一言では説明できなかった。
しかし、数ある『ジキル&ハイド』の魅力の中で最も大きなものは音楽だろう。生でこの音を聞いていただければ、そのことに異論は出ないはずである。
今日のオケ合わせはプロローグから2幕2場まで、楽曲で言うとルーシーとエマの「その目に」までがメニュー。
演出助手の小川美也子さん(ミス・オンタイム)の手際よい進行で、予定の時間よりやや早く、無事に1日目を終了した。
明日はこの続き。そしてオケ付き通し稽古。
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