『ラ・カージュ・オ・フォール』通信
1月29日(月)
ダンス・ナンバー「男のレッスン」の振り起こし。
『ラ・カージュ・オ・フォール』には、ゲイ・クラブのきらびやかなステージを再現したショー・ナンバーが幾つも登場するが、「男のレッスン」は数少ない“そうではない”ダンス・ナンバーである。
『ラ・カージュ・オ・フォール』の舞台は南フランスのリゾート地=サントロペ。地中海に面した港町である。「男のレッスン」では、港の男たちによる“男くさい”ダンスが展開される。
ブロードウェイの初演で振付を担当したのはスコット・サーモンである。私たちの日本版では、そのオリジナル振付を再現している。日本版の振付は真島茂樹さん、振付助手は萩原季里さんである。
今回、「男のレッスン」で活躍するダンサーの人選を前回とは変えてみている。
今までも、再演の度に色々なナンバーで少しずつダンサーの入れ替えは行われてきた。そうやって、この歴史あるミュージカルを次の世代へと受け継いでいるのである。
その後、1幕の抜き稽古。
ジョルジュ、ジャン・ミッシェル、この家のボーイ(本人は“メイド”と主張しているが)=ジャコブ、そしてジャン・ミッシェルの婚約相手=アンヌの場面を抜き稽古。
アンヌを演じるのは愛原実花さん、ジャコブ(本人は“クロディーヌ”と主張しているが)は花井貴佑介(きょうのすけ)さんである。
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