『ジキル&ハイド』通信
1月18日(木)
ブロードウェイ・ミュージカル『ジキル&ハイド』の稽古が始まっている。
『ジキル&ハイド』は、イギリスの小説家=ロバート・ルイス・スティーブンソンのホラー/ミステリー『ジキル博士とハイド氏』を原作とするミュージカルである。
ミュージカル版は、レスリー・ブリカッスの脚本・詞、フランク・ワイルドホーンの音楽により、1990年5月にテキサス州ヒューストンのアリ―劇場で世界初演された。様々な改訂が施され、ブロードウェイのプリマス劇場に登場したのは1997年4月であった。
日本版の初演は2001年の日生劇場。ジキル/ハイド役は鹿賀丈史さんで、このヴァージョンは2003年、2005年、2007年と再演された。
石丸幹二さんのジキル/ハイドが登場したのは2012年。この時から演出も変わり、今回は2016年に続く2度目の再演である。
私自身も『ジキル&ハイド』には数々の思い出がある。ブロードウェイで『ジキル&ハイド』を観劇してから既に20年近くの年月が流れた。
しかし、それらの思い出は過去のブログ(2005年と2007年と2012年と2016年)で既にに書き尽くしてしまった。この期に及んで一体何を書けばよいのだろう?
……と言うことで、3月3日の東京公演初日まで――内容にはあまり期待せずに――おつき合いいただければ幸いである。
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